研究室の選び方で大切な4つのポイントとは(失敗談あり)

研究室を選ぶ時期になった理系大学生の皆さん

どこの研究室にしようか悩んでいるだろうと思います。

僕も実際に悩みました。

そして、盛大に失敗してしまいました。

研究室選びは、その後の人生を左右すると言っても過言ではありません。

僕の失敗を踏まえ、これから研究室を選ぶ皆さんに意識してほしいポイントをまとめました。

ぜひ、参考にしてみてください。

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研究室を選ぶときに何を気にすればいいのか

研究室を選ぶにあたり、重要なポイントを4つまとめてみました。

やる気バリバリの人、就職第一の人、研究に時間を取られたくない人、それぞれだと思います。

どんな人にも重要なポイントなので、ぜひご覧ください。

研究したいこと

まず、当たり前ですが、研究したい内容を扱っている研究室を選びましょう。

興味が無いことを1年(もしくはそれ以上)研究するのは苦痛でしかありません。

「やりたいことが無い」って人は、消去法で良いと思います。

面白いかつまらないかは、やってみないと分かりませんからね。

ただし気をつけなければならないのは、やりたいことだけで決めてはいけないということです。

「やりたいことができるなら、忙しくて大変な研究室でも頑張るぞ!」と意気込んでいる昔の僕のような人には、本当に気をつけて欲しいです。

僕はそれで失敗しました。(失敗談は後述)

最も重要。研究室の環境

次のポイントは、研究室の環境です。

「就職する人が多いか、進学する人が多いか」、「他の大学院に進むか、今の大学に残るか」などです。

一見どうでもいいように思えるかもしれません。

ですが就職や進学については、同期や先輩と情報共有することが多いです。

同じような内容の研究をしている研究室が複数あったら、研究内容以外の違いをよく比べてみましょう。

バリバリ研究をして学会発表にもガンガン行く研究室や、他の大学の大学院に行く人が多い研究室など、研究室ごとの傾向が現れてきます。

人によって最適な環境は変わってきますよね。

良い、悪い、ではない。「ミスマッチ」

避けるべき重要なポイントがあります。

それは、ミスマッチです。

あなたがどういう研究室生活を送りたいかをよく思い浮かべてみてください。

  • 研究室で興味のあることをバリバリ研究して、新しい研究成果を残したいですか?
  • 研究もするけれど、就活にしっかり力を入れて、良い企業に入りたいですか?
  • アルバイトをしたり、自分の時間をしっかりとれる研究室がいいですか?

もちろんどれもアリです。

しかし研究室によっては、毎日研究室に朝から晩までいなければならなかったり、研究テーマは先輩のものを引き継がなければならなかったりします。

もちろんいい面もあります。

朝から晩まで人がいるならいつでも研究の相談に乗ってもらえますし、先輩のテーマを引き継ぐなら、積み上げられてきた研究成果を使って更に発展させられるかもしれません。

つまり、研究室のタイプが自分の希望にマッチしているか見極めようということですね。

絶対避けよう。ブラック研究室。

理系の闇、ブラック研究室は絶対に避けて欲しいです。

かくいう僕は、ブラック研究室で消耗して、人生プランがかなり変わってしまいました。

ブラック研究室にも、いくつかのタイプがあります。

僕なりに3つ(放置型、根性型、性悪型)に分類してみましたのでご紹介します。

まず、放置型

研究に対して、ほとんど干渉してこない教授のタイプです。

一見「自由で良いじゃないかと」思いがちですが、ちゃんとした論文が書けずに卒業できなくなってしまう危険性があります。

また、しっかり研究したいのに、相談してもまともに相手をしてもらえないなんてこともあります。

次が、根性型です。

その名の通り、無駄に頑張らせようとしてくる教授ですね。

僕の教授はこのタイプです。

睡眠時間を削ってでも研究しろと言われていました。

「駄目なときこそ、もうひと踏ん張り」や「限界を超えれば成長する」といつも言っています。

精神的に追い詰めて頑張らせるので、研究室の学生はだいたい病んでしまいます。

でも研究室に入る前は、先輩たちがみんな頑張っているのでキラキラして見えてしまうんですね。

やる気のある人ほど注意しないといけない研究室です。

そして最後に、性悪型です。

人として駄目なタイプです。

僕の大学だと、男子学生にはとても厳しいのに、女子学生にとても甘い教授がいました。

大学の教授は、かなり閉鎖的な社会で生きてきているので変わり者が多いと言われています。

その中には指導者としてはマズいレベルの人もわずかながら存在しています。

これらのブラック研究室は、残念ながら少なからず存在しています。

学生は数年で入れ替わってしまうので、問題が改善されにくいのかもしれません。

ブラック研究室を避けるのに一番の方法は、その研究室の先輩に聞くことです。

研究室を決める前に、研究室訪問のようなイベントがあると思います。

そこで実際に研究室にいる先輩方に、どんな研究室かよく聞いてみましょう。

ブラックだとは言わないまでも、雰囲気でブラックさを感じ取ることができるはずです。

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じっくり考えて、ハズレな研究室を引く確率を下げよう

ここまで、研究室選びに関して大切なポイントをお伝えしました。

ですが、実際に研究室を決める段階になったら、とても悩むと思います。

そこで、悩んだときのおすすめの方法をご紹介します。

研究室選びでハズレを引かないために、おすすめな決め方は減点方式です。

「行きたい研究室は、ここだ!」と決めるのではなく、自分にとってデメリットになるポイントをしっかり加味して決めましょう。

「楽な研究室に行きたい」というタイプの人は失敗しにくいですね。

見極めるべきポイントがハッキリしているので。

逆に「頑張って成長したい」ようなタイプの人は、研究室の悪い部分が見えづらく、結果的に失敗してしまう場合があります。

対策としては前述の通り、自分にとってマイナスな部分にしっかり目を向けることです。

研究室に入ってみないとわからないことも多いですが、先輩たちの話などを聞いて気になったことがあったら、注意しておきましょう。

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ブラック研究室に入ってしまった、僕の失敗談

上記の話を一番伝えたいのは、当時の僕です。

僕は受験で大学を選ぶとき、入りたい研究室をすでに決めていました。

なので入学直後すぐに、入りたい研究室の教授に会いに行き、「何をしっかり勉強しておけば良いのか」や「自分の研究したいことが研究できるのか」等、いろいろ相談していました。

なかなかレアケースだと思いますが、当時の僕はとてもやる気に満ち溢れていたんだと思います。

そして、研究室配属の時期がやってきました。

お目当ての研究室の先輩ともいつの間にか仲良くなって、一緒に遊んだりしていたので、研究室の雰囲気などもいろいろリサーチ済みでした。

先輩からは、「やりたい研究は出来る」「先生の指導方針により、みんなかなり忙しい」などの情報をもらっていました。

僕は、「やりたいことが出来るなら、忙しくても余裕でしょ」と思っていました。

しかし、この「忙しい」というのをもっと真面目に受け止めればよかったと今でも思います。

実際に配属されてみると、「夜2時まで帰れない」「学会発表の直前に、追加実験をさせられる」「研究の他にも仕事が多く、手が回らない」など、ひどい有様でした・・・。

要求されるのは、やる気ではなく根性でしたね。

他の研究室に行った友人に話を聞くと随分と自由に過ごしていたみたいで、その気になればガッツリ研究もできる環境でした。

羨ましい限りです。

僕はただ、高校生のときからやりたかった研究を気が済むまで楽しみたかっただけです。

ですが研究室選びをミスってしまったが故に、とても辛い研究室生活でした。

僕が一番注意しないと行けなかったのは、先生の指導方針です。

先生は、「限界を超えれば成長出来るでしょ」という考えの持ち主でした。

なのでいくら頑張っても、どんどん負荷をかけてきます。

僕にはこれがキツすぎました。

頑張りが足りないと先生にやることを増やされる→睡眠時間が減る→パフォーマンスが落ちる

負のループですね。

学生は、ヒーヒー言いながらなんとか卒業しますが、成長したというより疲弊しきっています。

ブラック研究室時代の話をもっと知りたい方はこちらへ。

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最後に

いろいろと書いてみましたが、とにかく楽しい研究室ライフを送ってください、ということです。

何を楽しいと思うかは人それぞれですね。

研究室の選択はその後の1年ではなく、人生を大きく左右する可能性もあります。

慎重に、しっかり考えて選びましょう。

皆さんは、僕のような辛い思いをせず、自分が納得できる学生生活を謳歌してください!

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