
AirPods 3とAirPods 4の違いは、チップや充電端子、耐汗耐水性能、装着感にあります。新しく買うなら、H2チップとUSB-C、IP54に対応するAirPods 4が基本的に選びやすいモデルです。
一方で、AirPods 3は1回の充電で最大6時間再生でき、MagSafe充電ケースを選べる点がメリットです。この記事では、標準のAirPods 4を中心に、音質・機能・装着感・バッテリーを比較します。アクティブノイズキャンセリング(ANC)が必要な場合は、別モデルの「ANC搭載AirPods 4」もあわせて確認してください。
AirPods 3とAirPods 4の違いを先に結論
AirPods 3とAirPods 4は、どちらもイヤーチップで耳を密閉するタイプではなく、空間オーディオやアダプティブイコライゼーションに対応しています。大きな違いは、世代更新によるチップ・接続・ケース仕様と、AirPods 4で選べるANCモデルの有無です。
- 新しく購入するならAirPods 4:H2チップ、USB-C、IP54、より新しい機能に対応
- 1回の再生時間を優先するならAirPods 3:最大6時間で、AirPods 4の最大5時間より長い
- 周囲の騒音を抑えたいならANC搭載AirPods 4:標準AirPods 4とは別モデル
ただし、音質と装着感はスペックだけで決まりません。耳の形や聴く音源、周囲の音を残したいかどうかまで含めて選ぶことが大切です。
スペック比較表:機能・音質・バッテリーの差
まず、AirPods 3と標準AirPods 4の主な仕様を比較します。ANC搭載AirPods 4は、ノイズコントロールと充電ケースの仕様が異なるため、後半で分けて説明します。
| 比較項目 | AirPods 3 | AirPods 4 |
|---|---|---|
| 発売年 | 2021年 | 2024年 |
| チップ | H1 | H2 |
| 1回の再生時間 | 最大6時間 | 最大5時間 |
| ケース込みの再生時間 | 最大30時間 | 最大30時間 |
| 充電ケース | Lightning、またはMagSafe対応Lightning | USB-C |
| 防塵・耐汗耐水性能 | IPX4 | IP54 |
| ノイズキャンセリング | 非対応 | 非対応(標準モデル) |
| Bluetooth | Bluetooth 5.0 | Bluetooth 5.3 |
AirPods 3の再生時間はパーソナライズされた空間オーディオを有効にすると最大5時間です。また、バッテリー時間は設定や環境、使い方で変わるため、表の数値は比較の目安として見てください。
機能の違い:AirPods 4はH2チップとUSB-Cが強み
AirPods 3はH1チップ、AirPods 4はH2チップを搭載しています。AirPods 4では、対応するデバイスとソフトウェアを組み合わせることで、「声を分離」などの新しい処理機能を利用できます。通話やオンライン会議をよく使うなら、世代差を感じやすいポイントです。
操作方法はどちらもステムの感圧センサーを押す方式で、再生・一時停止や通話操作、Siriの起動に対応します。Apple製品間の連係も両モデルの共通点ですが、古いOSや他社製端末では一部機能が制限されます。
ANCが必要なら「AirPods 4」ではなくモデル名を確認
標準のAirPods 4にはアクティブノイズキャンセリングがありません。ANC、外部音取り込みモード、適応型オーディオ、会話感知が必要なら、「アクティブノイズキャンセリング搭載AirPods 4」を選びます。
ANC搭載AirPods 4は、ノイズコントロールを有効にした状態では1回の充電で最大4時間、オフにした状態では最大5時間です。ケースはUSB-Cに加えてApple Watchの充電器とQi規格の充電器にも対応します。
音質の違い:スペック差より装着状態と聴く環境が重要
Apple公式の技術仕様では、AirPods 3とAirPods 4の両方に専用の高偏位ドライバ、ハイダイナミックレンジアンプ、アダプティブイコライゼーションが記載されています。どちらもパーソナライズされた空間オーディオとダイナミックヘッドトラッキングに対応します。
そのため、「AirPods 4なら必ず音がよくなる」と単純には言えません。イヤホンと耳の位置が少し変わるだけでも、低音の量感やボーカルの聞こえ方は変わります。音質を重視する場合は、世代名だけで決めず、密閉感のない装着が自分に合うか、普段聴く音源で試せるかを確認してください。
AirPods 4はH2チップによる新しい音声処理や通話機能が強みです。音楽の基本的な聞こえ方だけでなく、通話の明瞭さや対応機能まで含めて評価すると、世代差を判断しやすくなります。
装着感の違い:形状が変わったため耳との相性で選ぶ
AirPods 4はAirPods 3から形状が見直されています。Appleの公表値では、左右各本体の重量はAirPods 3が4.28g、AirPods 4が4.3gで大きな差はありませんが、厚さや輪郭は異なります。ケースもAirPods 3が37.91g、AirPods 4が32.3gです。
ただし、軽さだけで装着感は判断できません。耳のくぼみにどこが当たるか、歩いたときにずれないか、外の音をどれくらい聞きたいかで、合うモデルは変わります。AirPods 3から買い替える場合も、AirPods 4の形状が自分の耳に合うとは限らないため、返品条件や試着できる販売店の有無を確認すると安心です。
なお、どちらもイヤーチップで耳道を密閉するカナル型ではありません。強い遮音性や密閉感を求める人は、ANC搭載AirPods 4でも装着方式の好みを先に確認しましょう。
充電・耐汗耐水性能の違い
充電端子はAirPods 3のLightningからAirPods 4のUSB-Cへ
AirPods 3はLightning充電ケースとMagSafe充電ケースの2種類があり、MagSafe充電ケースはMagSafe充電器とQi規格の充電器にも対応します。AirPods 4の標準モデルはUSB-C充電ケースです。iPhoneやMac、モバイルバッテリーをUSB-Cでそろえているなら、ケーブルを共用しやすいAirPods 4が便利です。
AirPods 4の標準モデルはケースへのUSB-C接続が基本です。ワイヤレス充電を使いたい場合は、標準モデルではなく、Apple Watchの充電器やQi規格の充電器に対応するANC搭載AirPods 4を候補に入れます。
IP54とIPX4の違いはあるが、どちらも水中では使えない
AirPods 3はIPX4、AirPods 4はIP54の耐汗耐水性能です。AirPods 4はIP54なので防塵性能が加わりますが、これは水泳やシャワーに使えるという意味ではありません。どちらも水上・水中のスポーツや、濡れた状態での充電は避けてください。
汗や水しぶきが付いたときは乾いた柔らかい布で拭き、完全に乾いてからケースへ戻します。耐汗耐水性能は永続的ではなく、通常の使用で低下することもあります。
AirPods 3とAirPods 4はどっちを選ぶべきか
AirPods 4がおすすめの人
- 新しく購入し、できるだけ新しい世代を選びたい
- USB-Cのケーブルや充電環境を使っている
- H2チップ、「声を分離」など対応機能を重視する
- IP54の防塵性能を含む耐汗耐水性能が必要
新規購入で特別なこだわりがなければ、AirPods 4が選びやすいでしょう。標準モデルで足りない機能が明確なら、最初からANC搭載AirPods 4を選ぶと買い直しを避けられます。
AirPods 3がおすすめの人
- 1回の充電で最大6時間という再生時間を優先したい
- MagSafe充電器やLightning中心の環境をそのまま使いたい
- AirPods 3の形状が耳に合っていて、同じ装着感を維持したい
- ANCやH2世代の新機能を必要としていない
AirPods 3を選ぶ場合は、販売状況だけでなく、未使用品か中古品か、バッテリーの状態、ケースの充電方式を確認してください。古い世代だから一律に不向きというわけではありませんが、価格差だけでなく購入後の使い勝手まで比べることが大切です。
騒音対策が最優先ならANC搭載AirPods 4
通勤電車や飛行機などで周囲の音を抑えたいなら、AirPods 3と標準AirPods 4の二択ではなく、ANC搭載AirPods 4を検討します。オープンイヤーデザインでANCを使える点が特徴ですが、遮音感や音の聞こえ方には個人差があります。ANCを使う時間が長い人は、ANCオン時のバッテリー時間が最大4時間になる点も確認しましょう。
よくある質問
AirPods 4にANCはありますか?
標準のAirPods 4にはありません。ANCに対応するのは、別売りの「アクティブノイズキャンセリング搭載AirPods 4」です。商品ページではモデル名を省略せず確認してください。
AirPods 3とAirPods 4のケースは共用できますか?
ケースの形状と充電方式が異なるため、基本的に共用するものではありません。AirPods 3はLightningまたはMagSafe充電ケース、AirPods 4はUSB-C充電ケースで、イヤホンとケースは対応する組み合わせを選びます。
Androidスマートフォンでも使えますか?
AirPodsはBluetoothヘッドフォンとして他社製デバイスとも接続できますが、Apple製デバイスとの組み合わせに比べて機能が制限される場合があります。Androidが主な端末なら、再生や通話だけでなく、専用アプリや設定機能の対応範囲も確認してください。
まとめ:新規購入はAirPods 4、再生時間と環境ならAirPods 3
AirPods 3とAirPods 4の違いを整理すると、AirPods 4はH2チップ、USB-C、IP54、世代の新しさが強みです。AirPods 3は1回の再生時間が最大6時間で、MagSafe充電ケースを選べる点がメリットです。
新しく買うならAirPods 4、手持ちの充電環境や装着感、再生時間を優先するならAirPods 3という考え方が基本です。ノイズキャンセリングが必要な場合は、標準AirPods 4ではなくANC搭載AirPods 4を選び、ケースの充電方式とANCオン時の再生時間まで確認してから決めましょう。
仕様の確認先:Apple公式 AirPods 3技術仕様、Apple公式 AirPods 4技術仕様、Apple公式 ANC搭載AirPods 4技術仕様。対応OSや機能はアップデートで変わる場合があるため、購入前に最新情報も確認してください。



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