Apple Watchセルラーでできること7選|GPSモデルとの違いと便利な使い方

スマートフォンから離れた場所で通信するセルラー対応スマートウォッチのイメージ

Apple Watchのセルラー(GPS + Cellular)でできることは、対応する通信プランを設定すれば、iPhoneが近くになくても電話、メッセージ、通知、音楽ストリーミング、マップ、緊急時の連絡などを使えることです。

ただし、Apple Watchを買ってセルラーを選ぶだけで通信できるわけではありません。対応モデル、通信事業者のプラン、サービスエリアがそろって初めて、iPhoneから離れた場所でモバイル通信を使えます。

この記事では、Apple Watchセルラーでできることを7項目に分け、GPSモデルとの違いと、購入前に確認したい条件を整理します。

Apple Watchセルラーでできること7選

Apple Watchは、近くにあるiPhone、以前接続したWi-Fi、モバイル通信の順に、利用できる接続を使い分けます。セルラーの価値は、iPhoneもWi-Fiも近くにない時間に、対応する通信機能を使えることです。

1. 電話をかける・受ける

セルラー通信が有効なら、iPhoneをバッグや自宅に置いたままでも、Apple Watchから電話をかけたり、着信に応答したりできます。ランニング中や近所への外出で、スマートフォンを持ち歩きたくない場面に向いています。

電話アプリから連絡先や履歴を選んで発信できるほか、着信画面から応答できます。周囲に声が聞こえる場所では、Bluetoothイヤホンを接続するか、通話内容を短くするなどの配慮が必要です。

GPSモデルでも、iPhoneが近くにある場合や、対応するWi-Fi通話を設定している場合は電話できます。セルラーだけの機能と考えず、「iPhoneから離れて電話する時間があるか」で判断しましょう。

2. メッセージを送受信し、通知を受け取る

セルラー通信に接続していれば、iPhoneが近くになくてもメッセージを確認したり、返信したりできます。仕事や家族からの連絡を、スマートフォンを取り出さずに確認できる点が便利です。

ただし、すべてのアプリ通知がApple Watchだけで完結するわけではありません。Appleの案内では、他社製アプリのSMS・MMS・プッシュ通知をセルラーモデルで受信する場合、ペアリングしたiPhoneの電源が入り、Wi-Fiまたはモバイルデータ通信につながっている必要があります。iPhoneが近くになくてもよい場合はありますが、iPhone自体が不要になるわけではありません。

特定のメッセージアプリを使うなら、Apple Watch対応の範囲と、iPhone側の通知・アカウント設定を確認してください。

3. 音楽やポッドキャストをストリーミングする

対応する音楽・ポッドキャストサービスと通信環境があれば、iPhoneを持たずに音声コンテンツをストリーミングできます。ワークアウト中に、保存済みの曲だけでなく、その場で聴きたいコンテンツを選びやすくなります。

ストリーミングにはサービス側の契約や通信量が関係します。長時間使う場合は、モバイル通信のデータ容量とバッテリーの減り方を確認しましょう。

なお、音楽やポッドキャストをApple Watchへあらかじめダウンロードしておけば、セルラー契約がなくても再生できる場合があります。セルラーのメリットは「保存していないコンテンツを外出先で選べる」ことです。

4. マップで検索や経路案内を使う

セルラー通信につながっていれば、Apple Watchのマップで場所を検索し、徒歩・自転車・車・交通機関などの経路を表示できます。スマートフォンを手に持たず、手首の画面や振動で曲がるタイミングを確認できるのが利点です。

ただし、GPSモデルでも、事前にオフラインマップや経路を同期しておけば、通信がない状態で地図や案内を使える場合があります。遠出やハイキングでは、セルラーの電波だけに頼らず、オフラインマップを準備しておくと安心です。

位置情報サービス、地域ごとの対応状況、交通機関の経路表示は設定や場所によって変わります。出発前に目的地を検索できるか確認してください。

5. Siriやオンライン対応アプリで情報を確認する

モバイル通信またはWi-Fiでデータ通信できる状態なら、Siriへの質問、天気の更新、株価や予定の確認など、通信を使う機能を外出先で利用できます。iPhoneを取り出さずに「現在地の天気を確認する」「目的地までの経路を探す」といった操作ができる場面があります。

アプリによっては、iPhoneとの接続中だけ更新されるものもあります。セルラー対応だからすべてのアプリが単独で動くとは限らないため、重要なアプリはApple Watch側の対応条件を確認しましょう。

6. 緊急SOSなどで助けを呼ぶ

セルラー対応のApple Watchは、条件がそろえば、iPhoneが近くにない状態でも緊急時に連絡手段として使えます。転倒や事故などの安全機能と組み合わせて、外出や運動中の備えにできます。

緊急SOSの利用可否や通報先は、国・地域、モデル、通信事業者、通信状態で変わります。セルラー契約があっても、圏外や設定不備があれば通信できない可能性があります。緊急連絡の代わりに使えると決めつけず、購入時点のApple公式案内を確認してください。

7. iPhoneを持たない家族のApple Watchを設定する

Appleの「家族用のApple Watch」の設定では、管理者のiPhoneから、子どもやシニアなど家族が使うApple Watchを設定できます。対応するCellularモデルと通信事業者を選べば、家族が自分のiPhoneを持っていない場合でも、電話番号やアカウントを分けて使える構成があります。

この機能は、対応する国・地域、モデル、watchOS、Apple Account、ファミリー共有などの条件があります。家族用に購入する場合は、本体のセルラー表記だけでなく、契約予定の通信事業者が家族用設定に対応しているかを確認してください。

GPSモデルとGPS + Cellularモデルの違い

GPSとGPS + Cellularの違いは、主にiPhoneやWi-Fiがない場所でモバイル通信を使えるかどうかです。どちらもApple Watchの基本操作やGPSを搭載し、セルラーのほうがすべての機能で上位という意味ではありません。

比較項目 GPSモデル GPS + Cellularモデル
主な接続 近くのiPhone、既知のWi-Fi 近くのiPhone、既知のWi-Fi、モバイル通信
iPhoneなしの通話・通信 Wi-Fi通話、保存済みデータなど条件付き 対応プランと電波があれば使える
Apple Pay・保存済み音楽・GPSワークアウト 対応条件を満たせば使える 対応条件を満たせば使える
通信費 Apple Watch用プランは不要 通信事業者の対応プランを確認する
注意点 iPhoneから離れると機能が限定されやすい 通信中はバッテリーを消費しやすい

Apple Payは、対応カードを設定しておけば、セルラー通信がなくても店舗で使える機能です。ランニングの距離や速度もApple Watch内蔵GPSで記録できます。セルラーを選ぶ理由は、通信が必要な電話・通知・ストリーミング・オンライン情報を、iPhoneなしで使いたいかどうかに絞ると判断しやすくなります。

セルラーが向いている人・GPSで足りる人

セルラーが向いている人

  • ランニングや散歩で、iPhoneを置いていきたい
  • 子どもや家族の連絡手段としてApple Watchを持たせたい
  • 外出先で電話・メッセージ・音楽ストリーミングを使いたい
  • 緊急時の通信手段を一つ増やしたい

いずれも、対応通信事業者のエリア内で使うことが前提です。毎月の通信料金を払ってでも、iPhoneから離れて通信できる時間を増やしたい人に向いています。

GPSモデルで足りる人

  • 外出時は必ずiPhoneを携帯する
  • 自宅や職場のWi-Fiで使うことが多い
  • 音楽やポッドキャストを事前にダウンロードしておける
  • Apple Pay、通知確認、GPSワークアウトを中心に使う

セルラーの通信機能を使う場面がほとんどないなら、GPSモデルを選び、必要な機能だけを使うほうが費用を抑えやすくなります。

Apple Watchセルラーを使うための準備

  1. モデルを確認する:商品名に「GPS + Cellular」または「セルラー」が含まれているか、ケースサイズや型番まで照合します。
  2. 通信事業者を確認する:Apple Watchに対応する通信事業者と、契約中のiPhone回線で使えるプランを確認します。
  3. Watchアプリから設定する:iPhoneとApple Watchをペアリングし、「モバイル通信」から通信プランを追加します。
  4. 実際の接続を確認する:iPhoneと離れた場所で、コントロールセンターのモバイル通信表示、通話、メッセージを確認します。
  5. 充電と料金を見直す:モバイル通信、GPS、ストリーミングを長く使うと消費電力が増えるため、毎日の充電方法と月額料金を考えます。

設定画面にプランや状況が表示されない場合は、通信事業者側の対応状況や契約条件が原因の可能性があります。Apple Watch本体の故障と決めつけず、契約先の案内も確認してください。

セルラー対応モデルを選ぶときの確認ポイント

セルラー版を選ぶときは、シリーズ名だけでなく、ケースサイズ・通信方式・対応iPhone・販売条件をそろえて確認します。同じ世代でもGPSとGPS + Cellularが別商品として販売されるため、商品ページの型番を見てください。

具体的なセルラー対応モデルの構成を確認したい人は、次のような候補を商品ページで確認できます。

Apple(アップル)
健康に欠かせない機能 — バイタルアプリで健康状態をより深く理解したり*、過去の排卵を推定できるように*、皮膚温センサーを搭載。さらに、毎日の睡眠スコアや睡眠時無呼吸の通知も受け取れます。高い心拍数、低い心拍数、または不規則な心拍リズムを検知すると、アラートでお知らせします。

商品価格、在庫、販売元、カラー、ケースサイズ、対応する通信契約は変わる可能性があります。購入時はAmazon.co.jpの商品ページとApple公式の対応情報、契約予定の通信事業者を照合してください。

よくある質問

セルラーは通信契約なしでも使えますか?

Apple Watch本体は、通信プランを設定しなくても、iPhoneとの接続、Wi-Fi、保存済みの音楽、Apple Pay、GPSワークアウトなどに使えます。ただし、iPhoneもWi-Fiもない場所でセルラー通信を使うことはできません。

セルラーならiPhoneは完全に不要ですか?

完全に不要になるわけではありません。通常のApple Watchは初期設定やペアリングにiPhoneが必要で、他社製アプリの通知や一部の更新ではペアリングしたiPhoneの電源・通信状態が条件になる場合があります。セルラーは「iPhoneを持ち歩かない時間を作れる」機能として考えると分かりやすいです。

GPSモデルでもApple Payや音楽、ワークアウトは使えますか?

対応条件を満たしていれば使えます。Apple Payは店舗での決済、音楽やポッドキャストは保存済みコンテンツの再生、ワークアウトはApple Watch内蔵GPSによる記録が可能です。セルラーを選ぶかは、そこに電話・メッセージ・ストリーミング・オンライン検索を追加したいかで決めます。

まとめ:iPhoneから離れる時間がセルラーの判断基準

Apple Watchセルラーでできることは、iPhoneが近くになくても、対応プランを使って電話、メッセージ、通知、音楽ストリーミング、マップ、オンライン情報、緊急時の連絡などを利用できることです。家族用のApple Watchを設定する用途にも、セルラー対応モデルが使われます。

一方、Apple Pay、保存済み音楽、GPSワークアウト、オフラインマップなどは、セルラー通信がなくても使える場合があります。GPSとGPS + Cellularで迷ったら、まず「iPhoneを持たずに通信したい時間が週にどのくらいあるか」を考えてください。

最後に、購入前は次の項目を確認しましょう。

  • GPS + Cellularモデルかどうか
  • iPhoneとApple Watchが対応する組み合わせか
  • 通信事業者とモバイル通信プランが対応しているか
  • サービスエリア、月額料金、通信時のバッテリー消費
  • 価格、在庫、販売元、ケースサイズ、型番

参考:Apple Watchの通信事業者・GPS + Cellularモデル、Apple Watchでモバイルデータ通信を設定する、Apple WatchのBluetooth、Wi-Fi、モバイルデータ通信について、iPhoneが近くにない状態でApple Watchを使う、家族のApple Watchを設定する。機能や対応条件は変更される場合があります。

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