Apple Watch第1世代は今も使える?対応OS・できること・買い替え時期を解説

旧世代のスマートウォッチとスマートフォンを並べて使い続けるか判断するイメージ

Apple Watch第1世代は今も使える?対応OS・できること・買い替え時期を解説

Apple Watch第1世代は、2026年9月時点でも条件がそろえば限定的に使える可能性があります。ただし、対応OSの上限はwatchOS 4.3.2で、現在の最新watchOSには対応していません。すでに使っている個体を時計や通知のために続けて使うのと、これから中古で買うのとでは、判断が変わります。

先に結論をまとめると、ペアリング済みのiPhoneがあり、電源・充電・バッテリー・基本機能に問題がなければ短期的な継続使用は検討できます。一方、現行iPhoneでの利用、最新アプリ、長期的な修理やOS更新を重視するなら、買い替えを優先した方が安心です。

なお、この記事でいう「第1世代」は2015年発売のApple Watchです。Apple Watch Series 1やApple Watch SE(第1世代)とは別モデルなので、中古品を探すときは商品名だけでなくモデル番号も確認してください。

Apple Watch第1世代は今も使える?まず結論

Apple Watch第1世代は、ハードウェアが正常で、対応する環境ですでにペアリングできているなら、時刻表示、通知、心拍数、アクティビティ、ワークアウトなどを使える場合があります。ただし、使えることと、現在のApple Watchと同じように現役で使えることは別です。

Appleの互換表では第1世代の対応watchOSは1〜4.3.2です。また、Appleの修理サービス案内では、Apple Watch(第1世代)の38mm・42mmが「全世界でのApple Watchのオブソリート製品」に掲載されています。オブソリート製品は、Appleによるハードウェア修理サービスの対象外です。

そのため、今ある個体を最低限の用途で使うなら状態を確認しながら判断できますが、これから中古で購入して長く使う目的には向きません。バッテリー交換や故障修理を前提にせず、購入価格だけでなく、ペアリングできるかと返品条件まで確認することが重要です。

Apple Watchの買い替え時期をOSやバッテリーから考える一般的な方法は、Apple Watchの買い替え時期と長く使うためのポイントも参考になります。

対応OSはwatchOS 4.3.2まで

Apple公式の「Apple WatchとiPhoneの互換性」では、Apple Watch(第1世代)の対応条件が次のように案内されています。

Apple Watch(第1世代)の公式互換情報
項目 Apple公式の案内
対応iPhone iPhone 5以降
対応iOS iOS 8.2以降
対応watchOS watchOS 1〜watchOS 4.3.2

ここで注意したいのは、「iOS 8.2以降」という表記だけを見て、現在のiOSを搭載したiPhoneなら必ず使えると判断しないことです。AppleはモデルとOSの組み合わせで互換性を案内しています。第1世代について現行iOS 26との組み合わせが案内されているわけではないため、現在のiPhoneでペアリングできると仮定して中古品を買うのは避けましょう。

2026年9月時点で最新のwatchOS 26に対応するのは、Apple Watch SE(第2世代)以降、Series 6以降、Apple Watch Ultra以降です。第1世代はこのリストに含まれないため、最新の文字盤やアプリ、OSの機能を使う端末としては考えられません。

第1世代の最終対応を確認したい場合は、AppleのApple WatchとiPhoneの互換性と、watchOS 4.3.2のアップデート情報を照合してください。

第1世代とApple Watch Series 1は別モデル

「初代」「第1世代」「Series 1」という呼び方は混同されがちですが、Apple公式では別のモデルとして扱われています。Apple Watch(第1世代)は2015年発売、Apple Watch Series 1は2016年のモデルです。外観や38mm・42mmというサイズが似ているため、中古商品では特に注意が必要です。

Apple Watch第1世代とSeries 1の見分け方
モデル モデル番号の例 ケースの特徴 watchOSの上限
Apple Watch(第1世代) A1553 / A1554 38mm・42mm。ステンレススチール、Sport、Editionなど watchOS 4.3.2
Apple Watch Series 1 A1802 / A1803 38mm・42mm。アルミニウムケース watchOS 6.3

モデル番号は、ペアリング済みならiPhoneの「Watch」アプリで「マイウォッチ」>「一般」>「情報」を開き、「モデル番号」をタップして確認できます。Mから始まる部品番号ではなく、タップ後に表示されるAから始まる5桁の番号を見ます。

手元にiPhoneがなく、購入前の商品写真だけで確認する場合は、出品者に背面の刻印やモデル番号を確認してもらいましょう。「Apple Watch 初代」とだけ書かれた出品は、第1世代、Series 1、SE(第1世代)のどれを指すのか不明なことがあります。

Apple Watch第1世代でできること・できないこと

Apple公式の技術仕様を見ると、第1世代には心拍センサー、加速度センサー、ジャイロスコープ、環境光センサー、スピーカー、マイク、Wi-Fi、Bluetoothが搭載されています。これらを使った基本的な時計・通知・活動管理は、対応環境と本体状態が整っていれば利用できます。

Apple Watch第1世代の主な機能と制約
項目 確認できること
時計・通知 時刻、文字盤、アラームやタイマー、対応環境でのiPhone通知を確認する
健康・活動 心拍数、アクティビティ、ワークアウトなどを記録する。ただし医療判断には使わない
位置情報 本体の内蔵GPSを前提にせず、利用できる場合はiPhoneのGPSを使う
アプリ・OS watchOS 4.3.2まで。現行watchOS向けの新機能やアプリには対応しない
単体通信 iPhoneなしで現行のモバイル通信端末として使う前提には向かない

ケースサイズとバッテリーの仕様

第1世代には38mmと42mmがあり、数字はケースの縦方向のサイズです。Apple公式の技術仕様では、38mmは縦38.6mm・横33.3mm・厚さ10.5mm・ケース40g、42mmは縦42.0mm・横35.9mm・厚さ10.5mm・ケース50gとされています。重さはバンドを含まないケースの値です。

バッテリー駆動時間は最大18時間と案内されていますが、これは使用条件とシステム構成によって変わる公称値です。発売から長い時間が経過した中古個体では、最大18時間をそのまま期待せず、実際の充電状態と使い方で判断してください。

耐水性能は水泳用ではない

Apple Watch第1世代はIEC規格60529に基づくIPX7等級の耐水性能です。Appleは、第1世代とSeries 1について防沫性能と耐水性能はあるものの、水に浸すことは推奨していません。プールや海で泳ぐためのモデルではなく、古い個体ほど経年劣化による耐水性の低下も考慮する必要があります。

雨や汗などで濡れた場合も、熱風やエアダスターで乾かさず、柔らかい布で水分を拭き取ってください。水濡れ後に充電する場合は、本体と充電器が乾いていることを確認しましょう。

まだ使えるか判断する5つの確認ポイント

1. 電源が入り、安定して充電できるか

まず磁気充電ケーブルに載せて、充電画面が表示されるかを確認します。数分で電源が落ちる、充電マークが出たり消えたりする、ケーブルの角度でしか反応しない場合は、継続使用より先に本体・ケーブル・電源アダプタの切り分けが必要です。

2. バッテリーが日常の用途に足りるか

バッテリーが劣化すると、残量の減りが早くなるだけでなく、突然の電源断や充電中の異常な発熱が起きることがあります。睡眠中や外出中も使いたい人は、満充電からどの程度持つかを自分の用途で確認してください。発熱、膨張、画面の浮きがある場合は使用と充電を中止し、Appleや正規サービスへ相談します。

3. iPhoneとのペアリングを確認できるか

すでに使えている個体は、ペアリングを解除してから再設定すると条件が変わることがあります。中古購入では、出品者にアクティベーションロックが解除されているか、初期化後にペアリング画面まで進めるかを確認してください。ペアリング済みの画面写真だけでは、購入者のiPhoneで使える保証になりません。

4. 必要な機能が実際に動くか

通知だけでなく、心拍数の読み取り、ワークアウトの開始と保存、iPhoneへの同期を確認します。通知が届かない場合は、第1世代の故障とは限らず、iPhone側の通知設定や接続状態が原因のこともあります。中古品は「電源が入る」だけでなく、必要な機能まで確認できると安心です。

5. 画面・ボタン・耐水性に不安がないか

画面のひび、タッチの反応不良、Digital Crownやサイドボタンの固着、背面の傷を確認します。第1世代はオブソリート製品に含まれるため、修理できると見込んで購入するのは危険です。耐水性能も経年劣化するため、水回りでの利用は避けるのが無難です。

中古で買うなら確認したい注意点

中古のApple Watch第1世代を検討する場合は、安さよりも「自分のiPhoneで使えるか」「バッテリーが日常用途に耐えるか」「問題があったときに返品できるか」を順に確認します。Apple Watchの中古品は、外観がきれいでもバッテリーやペアリング状態を購入前に判断しにくい場合があります。

  • 商品名に「第1世代」「Series 1」「SE」が混在していないか
  • A1553・A1554などのモデル番号とケースサイズが一致しているか
  • アクティベーションロックが解除され、初期設定できる状態か
  • 磁気充電ケーブルが付属するか、別途用意できるか
  • バッテリーの持続時間、画面、ボタン、通知の動作を確認できるか
  • 水泳、入浴、シャワーで使えると説明されていないか

この条件を確認できない出品は、安価でも避けた方がトラブルを減らせます。第1世代をコレクションや短期間の時計として選ぶのか、毎日の健康・通知端末として選ぶのかで、許容できるリスクは変わります。

買い替えるなら現行モデルを候補にする

最新のiPhoneと組み合わせて使いたい、OS更新を受けたい、ワークアウトや健康管理を安定して続けたいという目的なら、第1世代を延命するより現行モデルを選ぶ方が合理的です。Apple Watch SE 3は2025年発売で、Apple公式仕様では40mm・44mm、GPSまたはGPS + Cellular、iOS 26以降を搭載したiPhone 11以降との互換性が案内されています。

第1世代からの買い替えで、通知・ワークアウト・健康管理を中心に使い、SE系のサイズ感と操作の分かりやすさを重視するなら、40mmのGPSモデルが比較しやすい候補です。iPhoneを持たずに通信したい場合はCellularモデル、iPhoneを近くに置く使い方ならGPSモデルを検討します。

現行モデルの対応iPhone、GPS・Cellular、ケースサイズをまとめて比較したい場合は、Apple Watchの選び方も確認してください。

第1世代のOS上限や修理面の不安から買い替える人が、現行OSでApple Watchを使い始める候補として確認できる商品です。

Apple(アップル)
健康に欠かせない機能 — バイタルアプリで健康状態をより深く理解したり、過去の排卵を推定できるように、皮膚温センサーを搭載。さらに、毎日の睡眠スコアや、睡眠時無呼吸の通知も受け取れます。高い心拍数、低い心拍数、または不規則な心拍リズムを検知するとアラートでお知らせします。

商品名に含まれるケースサイズ、GPSモデル、バンドサイズが自分の用途に合うかを確認してください。価格、在庫、販売元、返品条件は変動するため、購入時に販売ページで再確認します。

よくある質問

Apple Watch第1世代はiPhoneなしで使えますか?

iPhoneなしで現行Apple Watchのように使う前提には向きません。第1世代はiPhoneとのペアリングが必要で、GPSも利用できる場合はiPhoneのものを使います。すでに設定済みの個体でも、通知やデータ同期などの機能はiPhoneやサービスとの接続条件に左右されます。

現在のiPhoneとペアリングできますか?

Appleの互換表には第1世代の対応条件としてiPhone 5以降・iOS 8.2以降が掲載されていますが、現行iOS 26での利用を保証する案内ではありません。中古品を買う前に、使うiPhoneとApple WatchのwatchOSの組み合わせをApple公式情報で確認し、返品条件のある販売先を選ぶと安心です。

Apple Watch第1世代とSeries 1は何が違いますか?

別モデルです。第1世代はモデル番号A1553・A1554でwatchOS 4.3.2まで、Series 1はA1802・A1803でwatchOS 6.3までです。中古出品の「初代」という表記だけでは区別できないため、Aから始まるモデル番号を確認してください。

第1世代を水泳や入浴で使えますか?

おすすめできません。第1世代はIPX7等級の耐水性能ですが、Appleは第1世代とSeries 1を水に浸すことを推奨していません。水泳用の耐水性能を持つ後続モデルと同じ使い方はできず、古い個体は経年劣化も考慮が必要です。

まとめ:第1世代は限定利用なら可能だが買い替えが現実的

Apple Watch第1世代は、対応するiPhoneとペアリングでき、電源・充電・バッテリーが正常なら、時刻表示や通知、心拍、アクティビティなどを限定的に使える可能性があります。しかし、対応OSはwatchOS 4.3.2までで、2026年9月時点の最新watchOS 26には対応していません。

判断するときは、次の順番で確認しましょう。

  1. 第1世代かSeries 1、SE(第1世代)かをモデル番号で区別する
  2. 使うiPhoneとのペアリング条件を確認する
  3. 電源、充電、バッテリー、通知、ワークアウトが動くか確認する
  4. オブソリート製品で修理に制約があることを前提にする
  5. 最新OSや長期利用が必要なら現行モデルへ買い替える

すでに手元で問題なく動いているなら、用途を時計や簡単な通知に絞って使い続ける選択肢はあります。これから購入する場合や、毎日の健康・運動・通信を安定して使いたい場合は、対応iPhoneと現行OSを確認したうえで買い替えを検討してください。

参考:Apple公式情報

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