
iPhone 11の下取り額は、容量、端末の状態、売却先、機種変更の条件によって変わります。2026年11月4日時点の公開価格例では、auの機種変更向け下取りはiPhone 11のAランクで5,500円、乗り換え向けの別表では16,500円です。買取専門店の掲載例では、SIMフリー256GBの上限が24,100円でした。
ただし、これはすべての人に適用される固定額ではありません。下取りはポイントや購入代金の還元、買取は現金化という違いもあります。この記事では、iPhone 11の相場を容量・状態別に見ながら、少しでも条件よく売る準備と注意点を整理します。
iPhone 11の下取り相場はいくら?先に結論
iPhone 11は64GB・128GB・256GBの3容量があり、同じモデルでも容量が大きく、傷や機能不良が少ない端末ほど査定額が上がりやすくなります。売却先によって価格表のランクや還元方法が違うため、「iPhone 11なら一律いくら」とは言えません。
目安を先にまとめると、次のとおりです。
- キャリアの下取りは、機種変更や乗り換えと同時に使いやすい一方、ポイントや購入代金の還元になることがある
- 買取専門店は、購入を伴わず現金化しやすく、店ごとに価格を比べやすい
- 画面割れ、水濡れ、電源不良、アクティベーションロックがあると、減額や受付不可になる場合がある
- 価格表は更新されるため、申し込む直前に公式ページで容量・状態・キャンペーンを確認する
機種変更の手間を減らしたいなら契約先の下取りを、金額を比較して売りたいなら買取店を中心に確認すると、自分に合う方法を選びやすくなります。
iPhone 11の下取り・買取価格の目安
ここでは、公開されている価格表から比較しやすい例を紹介します。auは2026年10月1日以降の機種変更向け下取り価格、買取専門店は2026年10月29日更新のSIMフリー版の掲載価格です。いずれも最終的な査定額や還元額を保証するものではありません。
auの機種変更向け下取り価格の例
| 状態 | 64GB | 128GB | 256GB | 還元方法 |
|---|---|---|---|---|
| Aランク | 5,500円 | 5,500円 | 5,500円 | 機種変更ではPontaポイントの例 |
| Bランク | 4,400円 | 4,400円 | 4,400円 | |
| Cランク | 2,200円 | 2,200円 | 2,200円 | |
| Dランク | 1,650円 | 1,650円 | 1,650円 |
auの価格表では、iPhone 11の容量欄に64GB・128GB・256GBが並びますが、上の機種変更向けの例では容量による差が設定されていません。Aランクは傷や汚損がほぼなく、全機能が正常な状態、Bランクは小さな傷や擦れがある状態です。C・Dランクの基準や、乗り換え時の還元方法は別条件になるため、申し込み先の説明を確認してください。
au公式のiPhone下取り価格には、対象機種、A〜Dランクの定義、機種変更・乗り換え時の還元方法が掲載されています。
買取専門店のSIMフリー版の掲載例
| グレード | 64GB | 128GB | 256GB | 条件 |
|---|---|---|---|---|
| S | 18,100円 | 21,100円 | 24,100円 | 未使用の上限例 |
| A | 17,000円 | 20,000円 | 22,000円 | 状態のよい中古の上限例 |
| B | 15,600円 | 17,600円 | 19,300円 | 使用感がある中古の例 |
買取専門店のiPhone 11価格表では、2026年10月29日更新のSIMフリー版について、容量とS〜Jグレード別の価格が示されています。上の表はその一部です。キャリア版、SIMロック、ネットワーク利用制限、傷や機能の状態で金額は変わるため、売る端末の条件をそろえて見積もりを取りましょう。
相場を見るときは「下取り」と「買取」を分ける
キャリアの下取り額が低く見えても、購入時のキャンペーンやポイント還元が含まれている場合があります。一方、買取専門店の表示額は現金で受け取れることが多いものの、査定時の状態確認や送料、振込条件などを確認しなければなりません。
価格だけを横並びにせず、次の3点を同じ条件で比べるのがコツです。
- 受け取り方法が現金、ポイント、購入代金の値引きのどれか
- 機種変更・乗り換え・購入の条件が付くか
- 減額条件、キャンセル時の返送料、査定有効期限はどうなっているか
下取り額を左右する4つのポイント
1. ストレージ容量
iPhone 11は同じ外観でも64GB、128GB、256GBで価格が異なります。買取店の価格表では256GBが64GBより高く設定される例があるため、まず自分の容量を確認しましょう。
容量は、端末の「設定」から「一般」→「情報」を開き、容量やモデル名を確認する方法が分かりやすいです。査定申込時は、容量だけでなくSIMフリーかキャリア版かも正確に入力してください。
2. 画面・背面・側面と機能の状態
査定では、画面のひび割れや深い傷、背面ガラスの割れ、側面の打痕だけでなく、カメラ、スピーカー、マイク、ボタン、充電端子などの動作も確認されます。水濡れや電源が入らない端末は、下取り対象外になる場合があります。
保護フィルムやケースで隠れていた傷も、外して確認すると申告漏れを防げます。バッテリーの状態も査定条件になり得るため、売る前に「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態と充電」で表示を確認しておくと、見積もりの差を説明しやすくなります。
3. SIMロック、利用制限、残債
購入元や発売時期によってはSIMロック、ネットワーク利用制限、分割払いの残りが査定に影響することがあります。買取店に申し込む前に、端末のIMEIを公開せず、公式の確認画面や契約者向けページで利用制限と支払い状況を確認してください。
残債がある場合、端末を手放しても分割支払いまで自動的に消えるわけではありません。たとえばauは、下取り機種に分割支払金の残りがある場合も引き続き支払う必要があると案内しています。売却代金で残債を精算できるかは、契約先の条件を確認しましょう。
4. 付属品と売却時期
箱、純正ケーブルなどの付属品が残っている場合は、まとめて提示すると査定条件を確認してもらいやすくなります。付属品の有無による加減額は業者ごとに違うため、付属品だけを買い足すための費用が査定アップ分を上回らないかも考えてください。
スマートフォンの価格表は更新されます。新しいモデルの発売時期やキャンペーンでも相場が動くため、売ると決めたら数社の当日価格を比べ、見積もりの有効期限も確認しましょう。
下取りと買取はどちらが向いている?
機種変更と同時に手続きを済ませたいなら下取り
新しいiPhoneを購入する予定があり、データ移行と端末の返却をまとめたい人は、Appleや契約中のキャリアの下取りが候補になります。Apple Trade Inでは、新しいデバイスの購入価格から下取り額分を割り引く案内があり、状態が申告内容と異なる場合は最終額が変わることがあります。
Apple Trade Inの公式案内で、現在の機種、状態、購入方法に合う手続きを確認してください。Appleでの下取りと、キャリアの機種変更・乗り換え特典は同じ金額にならないため、受け取り方法を含めて比較します。
現金化や価格比較を重視するなら買取
新しい端末を買う場所が決まっていない人や、売却だけ先に済ませたい人は、買取専門店の店舗・宅配査定が向いています。複数の価格表を比較しやすく、現金や銀行振込で受け取れる場合があるのが利点です。
ただし「最大価格」は未使用・傷なし・付属品完備などの条件であることがあります。宅配なら送料、査定後にキャンセルした場合の返送料、入金日まで確認し、最終査定の承認前に端末を完全消去するか、業者の案内に従いましょう。
迷ったときの比較順
- 契約中のキャリアとAppleの下取り額を確認する
- 同じ容量・状態で買取専門店を2〜3社調べる
- ポイント・値引き・現金を同じ金額の基準に置き換える
- 手数料、送料、返送料、手続きの手間を差し引いて決める
iPhone 11を少しでも高く売るコツ
査定に出す前に端末の情報を整理する
モデル名、容量、購入元、SIMロックの状態、ネットワーク利用制限、バッテリーの状態をメモしておくと、複数社へ同じ条件で見積もりを依頼できます。端末の写真を撮る場合は、IMEIやシリアル番号、個人情報が映り込まないようにしてください。
本体を清掃し、付属品をそろえる
電源を切ってから、柔らかい布で画面や背面の指紋・ほこりを落とします。水や洗剤を直接吹き付けたり、充電端子へ液体を入れたりするのは避けてください。箱やケーブルが残っているなら本体と一緒に準備します。
2〜3社で同じ条件の見積もりを取る
一社の価格だけで決めず、容量・状態・キャリア・付属品を同じ内容で入力して比較します。査定額が高くても、ポイント還元で使い道が限られる、キャンセル時に返送料がかかるなどの条件があれば、実質的なメリットは変わります。
修理する前に査定額との差を計算する
画面やバッテリーの修理で見た目が改善しても、修理費用の全額が査定額に上乗せされるとは限りません。修理前の状態で複数社へ相談し、修理費用と増額見込みを比べてから判断しましょう。
下取りに出す前の準備チェックリスト
端末を渡す前に、次の順番でデータとアカウントを整理します。Appleも、売却・譲渡・下取りの前にバックアップ、サインアウト、消去を行うよう案内しています。
- バックアップを作る:iCloudやFinderなどを使い、写真、連絡先、メッセージ、認証アプリなど必要なデータを確認する。
- 新しい端末へ移行する:写真や決済、二段階認証、交通系ICカードなど、個別の引き継ぎが必要なサービスを確認する。
- Apple Watchのペアリングを解除する:使っている場合は、先にペアリング解除とバックアップを行う。
- Apple Accountからサインアウトする:「探す」とアクティベーションロックが残らないよう、アカウントのパスワードを確認してから実行する。
- すべてのコンテンツと設定を消去する:設定の「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」から初期化する。
- SIMとeSIMを確認する:物理SIMは取り出し、eSIMは通信事業者の案内を確認して端末から消去する。
- 初期設定画面を確認する:自分のホーム画面や個人情報が表示されず、「こんにちは」などの初期設定画面になっているか確認する。
Appleサポートの売却・譲渡・下取り前の手順には、iOSのバージョンに応じたサインアウト方法や、Apple Pay、eSIM、信頼できるデバイスの扱いも掲載されています。
下取りでよくある注意点
オンラインの見積もりと実査定は同じとは限らない
オンラインフォームは、入力した機種・容量・状態を前提にした概算です。到着後に傷、部品交換歴、機能不良、利用制限などが確認されると、金額が下がったり、受付不可になったりする場合があります。申し込み前に減額条件と、金額に納得できないときの返却条件を読んでおきましょう。
残債や契約の解約は別に確認する
端末を下取りに出しても、分割払いの契約や回線契約が自動的に終了するとは限りません。残債、端末補償、AppleCare、SIMの契約、家族の回線との紐づきを確認し、必要な解約や変更は通信事業者へ相談してください。
アクティベーションロックを残さない
「探す」が有効なままでは、次の所有者が端末を使えない可能性があります。Appleの案内でも、売却・譲渡・下取り前に「探す」をオフにし、アクティベーションロックを解除するよう説明されています。初期化後に自分のApple Accountを求める画面が出る場合は、端末を渡さずに解除状態を確認してください。
価格表の更新日とキャンペーンの終了日を見る
下取り額は時期によって変わり、増額キャンペーンには適用条件や期間があります。この記事の価格例も、記事作成時点の公開情報です。売却当日に公式ページを開き、対象機種、容量、ランク、還元方法、キャンペーン条件を再確認してください。
まとめ
iPhone 11の下取り・買取価格は、容量、傷や破損、機能の状態、SIMロックや利用制限、売却先で変わります。2026年11月時点の公開例では、auの機種変更向け下取りは1,650円〜5,500円、買取専門店のSIMフリー版は状態と容量によって5,100円〜24,100円の掲載例がありました。
高く売りたいなら、同じ条件で2〜3社の価格を比較し、修理費用と査定アップ分を計算します。手放す前は、バックアップ、データ移行、Apple Accountからのサインアウト、「探す」の解除、初期化、SIM・eSIMの処理まで完了させ、個人情報が残っていないことを確認しましょう。



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