待望の最新作「TicWatch Pro 5」レビュー!過去モデルとの比較も!

毎年のように各メーカーから新作が発売されてきたスマートウォッチ。
その便利さから年々人気が高まっています。

スマートウォッチは、SNS等の通知や着信を確認するだけでなく、健康管理にも役立ちます。
心拍数や歩数を計測する機能はもちろんのこと、血中酸素濃度やストレスレベルを測定する機能を備えた製品も。

また、GPS機能を備えたスマートウォッチもあり、登山やキャンプなどのアウトドア、ランニングやサイクリングなどのアクティビティにも活用できます。

今回は、そんなスマートウォッチの人気モデル、TicWatchの最新作についてご紹介します。
基本的な情報から、実際に使用してみて分かるポイントなど、忖度無しでレビューしていきますよ!

購入を考えている方は必見です!

Movboiの最新作「TicWatch Pro 5」とは

今回レビューするのは、Wear OSを搭載したスマートウォッチの中でもコスパの高さから人気のTicWatch。
その最新モデル、TicWatch Pro 5です。

TicWatchを開発・販売しているのはMovboi(モブボイ)という会社。
Mobvoi社は、2012年に設立された中国のスタートアップ企業です。
音声認識を始め、人工知能(AI)など幅広い技術を扱っており、スマートウォッチの他にワイヤレスイヤホン、スマートスピーカーなどの様々な製品を開発し、世界規模で展開しています。

TicWatchは他社ブランドに比べると知名度はまだまだ高くはありません。
ですが、ハイエンド機並のスペック&お手頃な価格なので、コアなユーザーからの支持をジワジワと伸ばしています。

安藤
安藤

聞いたことなかった中国のメーカーだけど、安全性は大丈夫?

Mobvoi社は、日本での知名度は低いですが、無名のメーカーではありません。

設立したのは2012年ですが、2015年には既にGoogleと提携して支援等も受けています。
Googleに認められるほどの技術を有していることからも、安心して購入できるスマートウォッチ。

本社のある中国だけでなくアメリカにも支社があり、今後の成長にも期待です。

「TicWatch Pro 5」基本情報を紹介

では早速、TicWatch Pro 5をチェックしていきましょう!
まずは開封と外観をみていきます。

外箱はスマホのようなしっかりした化粧箱ですね。

付属品はシンプルに以下の画像の通り。
充電ケーブルと説明書が2つ、そして公式アカウントの紹介カードです。

充電ケーブルはTicWatch Pro 5に特化した専用品ですが、Amazonや楽天などのMovboi公式ストアで単体でも購入することができます。
万が一、断線したり紛失してしまっても安心ですね。

本体の表裏ガラス面には、保護フィルムが貼ってあります。
裏面のセンサー部のフィルムも忘れずに剥がしましょう。

実際にTicWatch Pro 5を装着してみました。
思っていたよりも画面が大きく感じますが、違和感はありません

私は男性にしては手首が細い方ですが、ズレることもなくジャストフィットです。
標準的な太さの手首をした女性であれば問題なく使用できると思いますが、子供には大きいですね。

バンド込みでの本体重量は約63gでした。
一日中つけていても重さが負担に感じることはありません。

スマホとペアリングさせて使い始めるまでも簡単です。
電源を入れると物理的に近くのスマホに通知が表示されるので、画面の指示に従えばペアリング完了。
スマートウォッチの画面で簡単なチュートリアルが始まるので、基本的な使い方もすぐに分かりますよ。

これぞ機能美。ミルスペック準拠で耐久性に全振り

本体にはステンレスやアルミといった素材が使われており、軽量ながらも頑丈なボディに仕上がっています。
公式によるとカラーリングは黒曜石だそうで、品のある濃いグレーをしていますね。

アメリカ国防総省のMIL規格「MIL-STD-810H」に準拠しているため、高い耐熱性・耐衝撃性・耐水性・防塵性・防湿性を備えています。
耐久性だけ見ても盛りだくさんのスペックですね。

これだけ頑丈ということで、スポーツやアウトドアでもガシガシ使えます。

遠内
遠内

登山とキャンプ、釣りにゴルフ。

アクティブな趣味でもしっかり使えそうだ!

気圧計もついているので、体調が悪い時に気圧を測って記録しておくといった使い方もアリですね。

Wear OS搭載で好きなアプリを利用可能

ハイスペックなスマートウォッチといえば、なんといってもこの機能!
Wear OSです。

Wear OSが搭載されていれば好きなアプリをスマートウォッチにインストールできます。
つまり自分の使い方に合わせて自由自在にカスタマイズ可能。

まだWear OS搭載のスマートウォッチを使用したことがなければ、Google Playストアで対応アプリをチェックしてみてはいかがでしょうか。
面白いアプリがたくさんありますよ!

個人的には、スマートウォッチ本体からLINEの返信ができるのがとても便利ですね。

最強のバッテリー持ち&高速充電でストレスなし

高性能なスマートウォッチだと困るのが、バッテリーの持ち。
普通に使っていても1日でバッテリーが切れてしまう、なんてスマートウォッチもあります。

しかし、さすが最新モデルのTicWatch Pro 5。
最大80時間も連続で使用することができます。

驚異的なロングバッテリーに貢献しているのが、最新の専用チップと2層構造のディスプレイ。

搭載している処理用チップは、Snapdragon W5+ Gen 1という最新のもの。
一つ前の世代のチップに比べて消費電力が半分になり、性能が2倍になりました。すごいですね!

そして、もう一つのポイントがディスプレイです。
TicWatch Pro 5のディスプレイは2重になっており、

  • 上層:超低消費電力液晶ディスプレイ
  • 下層:フルカラー有機ELディスプレイ

という構造になっています。

下層の方は、スマートフォンでも使用される鮮やかなディスプレイで、上層のディスプレイは一言でいえば従来のデジタル時計のようなディスプレイ。

これらの仕組みのおかげで、数日間バッテリーが持ちます。
旅行やキャンプなど、充電があまりできない状況でも問題なく使用できるのは嬉しいですね。

そして忘れてはいけないのが、高速充電。
メーカーの公称値だと30分間で65%の充電が可能とのこと。

そんなに速いのかと疑問に思いつつも充電してみると、30%だったバッテリーが30分ほどで満タンに。
気がついたら充電が完了していたのでとても驚きました。

他モデルとの比較!コストパフォーマンスがミソ!?

TicWatchは、現在販売しているモデルとして、以下の2つもラインナップしています。

  • TicWatch E3
  • TicWatch Pro 3 (Ultra)

TicWatch E3は、最も廉価なモデルで、Amazonだと通常24,000円程度で販売しています。
お手頃なモデルですがWear OSを搭載しているので、一通りの機能を使うことは可能。

注意点として、TicWatch E3はWear OSのバージョンが一つ前のWear OS2
Wear OS2は、LINEなどのメッセージを入力して送ることができません。
他にもインストールするアプリによっては制限がある場合もあるので、購入前には要チェックです。

また、製品名にProと付いているシリーズとは異なり、画面が2重ではありません。
そのため、省電力性では他モデルに若干ですが劣ります。

とは言っても、コスパの高さはピカイチ。
最初の一本にもおすすめですし、使いたい機能が揃っているなら十分使えるスマートウォッチです。

TicWatch Pro 3はスペック的には中間のモデルで、通常36,000円程度で販売されています。
処理チップやメモリ容量に関してはE3と同じですが、細かい部分でアップグレードしていますね。

特に良くなっているのはバッテリーの持ち。
普通の使い方なら2日は持ちます。

上記2つのモデルと比べると、TicWatch Pro 5は頭一つ抜けている印象ですね。
最新のチップに、最新のOS、ボディは全面金属でバッテリー持ちも十分。

どれを選ぶか悩むところですが、長く使うことを考えているならTicWatch Pro 5一択ではないでしょうか。
価格以上のパフォーマンスを実感できると思います。

まとめ

ご紹介してきたTicWatch Pro 5ですが、改めて見てもスマートウォッチの完成形ですね。
Mobvoi社が満を持して発表したスマートウォッチなだけあり、シェア最大のApple Watchを本気で超えにきていることが分かります。

長く使える一本を探しているなら、自信を持っておすすめしますよ!

画面保護ならこちらのフィルムがおすすめです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました