
Xiaomi Smart Band 10 Proで通話できるか気になっている人へ、先に結論をお伝えします。
このモデルは、スマートフォンの着信を手首で知らせることはできますが、バンド本体から発信したり、着信に応答して音声で会話したりすることはできません。できるのは、着信時の振動、相手の番号や名前の表示、着信拒否、メッセージによるクイック返信などです。
つまり、Xiaomi Smart Band 10 Proの「通話」は音声通話ではなく、スマートフォンの着信通知を確認する機能として考えると分かりやすいでしょう。以下では、対応範囲、設定方法、通知が届かないときの確認点を整理します。
Xiaomi Smart Band 10 Proで通話できるかの結論
Xiaomiの日本向け公式FAQでは、Xiaomi Smart Band 10 Proは発信と着信応答に対応していないと案内されています。スマートフォンに電話がかかってくると、バンドが振動して着信を知らせ、発信者の番号または名前を表示できます。しかし、バンドの操作だけで電話に出て会話することはできません。
| 機能 | 対応 | できること |
|---|---|---|
| 着信通知 | 対応 | 振動で知らせ、番号や名前を表示する |
| 着信拒否 | 対応 | バンドから着信を拒否する |
| 着信へのクイック返信 | 対応 | 用意したメッセージで返信する |
| 発信・着信応答 | 非対応 | バンドから電話をかけたり、通話を開始したりできない |
| バンドでの音声会話 | 非対応 | スピーカーなどを使った通話はできない |
「通話できる」という表現だけを見ると、スマートウォッチのように手首で会話できると思いやすい点に注意が必要です。Xiaomi Smart Band 10 Proは、電話に気づくための通知デバイスであり、通話機器ではありません。
対応しているのは着信通知・拒否・クイック返信
スマートフォンとバンドが接続されている状態で着信すると、Xiaomi Smart Band 10 Proが振動し、発信者の番号または名前を表示します。連絡先の名前を表示するには、スマートフォン側で連絡先へのアクセス権限を許可しておく必要があります。
- 着信に気づく:バンドの振動で、スマートフォンを見ていないときでも着信を把握できます。
- 相手を確認する:連絡先権限が有効なら、番号だけでなく登録名が表示されます。
- 着信を拒否する:バンドの拒否操作から、スマートフォン側の着信を断れます。
- メッセージで返す:Mi Fitnessで設定したクイック返信を選び、電話に出られないことを伝えられます。
一方、LINEなどサードパーティーアプリの着信は、通常の電話着信と同じようには扱えません。公式FAQでは、サードパーティーアプリからの着信への応答や、発信者情報の表示はサポート対象外とされています。アプリの通知が表示されることと、アプリ通話を操作できることは別なので、利用中のアプリごとに確認してください。
着信通知を受け取るための設定手順
着信通知を使うには、バンド単体ではなく、スマートフォンとMi Fitnessアプリの連携が必要です。メニュー名はスマートフォンやアプリのバージョンによって少し変わる場合がありますが、基本の確認順は次のとおりです。
- Mi Fitnessでバンドを接続する:Mi Fitnessを開き、Xiaomi Smart Band 10 Proを追加して、アプリ上で接続済みと表示される状態にします。
- 着信通知を有効にする:Mi Fitnessの「デバイス」から「通知と通話」へ進み、「着信」を開いて着信通知とバイブレーションを有効にします。
- スマートフォンの権限を許可する:電話、連絡先、通知など、Mi Fitnessが着信をバンドへ伝えるために必要な権限を確認します。
- バックグラウンド制限を外す:スマートフォンの省電力設定でMi Fitnessの自動起動やバックグラウンド動作が制限されていないか確認します。
- 着信で動作を確認する:設定後にスマートフォンへ電話をかけ、バンドが振動するか、相手の表示が出るかを確認します。
Androidで確認したい設定
Androidでは、Mi Fitnessのアプリ通知と電話に関する通知権限を確認します。Xiaomiのスマートフォンを例にした公式FAQでは、Mi Fitnessのアプリ通知内にある「電話」の許可と、Mi Fitnessのバックグラウンド自動起動が確認項目として案内されています。機種によって設定画面の名称は異なるため、「アプリ」「通知」「バッテリー」「自動起動」などの項目からMi Fitnessを探してください。
iPhoneで確認したい設定
iPhoneでは、Bluetooth接続先のXiaomi Smart Band 10 Proでシステム通知の共有が有効になっているかを確認します。あわせて、Mi Fitnessの通知許可、通知プレビュー、バックグラウンドでのアプリ更新も確認します。iPhoneの低電力モードや集中モードが通知を制限していないかも見直すとよいでしょう。
通話できないときの確認ポイント
「通話できない」と感じたときは、音声通話が非対応であることと、着信通知が届かない不具合を分けて考えます。前者は設定で追加できる機能ではありません。後者なら、次の項目で改善する可能性があります。
- 接続状態:Mi Fitnessでバンドが接続済みになっているか、スマートフォンのBluetoothがオンになっているか確認します。
- 着信設定:Mi Fitnessの「デバイス」→「通知と通話」→「着信」で、着信通知とバイブレーションが有効か確認します。
- 権限:電話、連絡先、通知の権限が、スマートフォン側とMi Fitness側の両方で許可されているか見直します。
- おやすみモード:スマートフォンとバンドのおやすみモード、バッテリー節約が着信通知を止めていないか確認します。
- アプリと本体:Mi Fitnessとバンドのファームウェアを更新し、両方を再起動してから再接続します。
Bluetooth 5.4に対応していても、それだけで音声通話に対応するわけではありません。公式FAQでは、本体にスピーカーがなく、Bluetoothイヤホンを接続して通話したり音声出力を切り替えたりすることにも対応していないと説明されています。イヤホンを追加すれば通話できる、という使い方もできません。
通話目的で買うべき?向いている人・向いていない人
Xiaomi Smart Band 10 Proは、通話をするためではなく、通話を含むスマートフォンの通知を見逃しにくくするためのモデルです。次のような人なら、通話機能の制限を理解したうえで候補にできます。
- 着信にすぐ気づき、必要な電話だけスマートフォンで対応したい
- 会議中や移動中に、バンドの振動で着信を確認したい
- 電話に出られないとき、短いメッセージで返せればよい
- 通話よりも、通知、運動記録、睡眠管理、GPSなどを重視したい
反対に、次の目的なら選び方を変えた方がよいでしょう。
- スマートフォンを取り出さず、腕だけで通話を始めたい
- バンドや時計のスピーカーとマイクで会話したい
- Bluetoothイヤホンを接続して、バンドを通話の音声出力先にしたい
着信通知とスマートバンドとしての機能を優先し、手首から会話する必要がないなら、次のモデルを購入候補として確認できます。
通話以外に確認したい対応条件と注意点
通話通知を使えるかどうかは、バンドの機能だけでなく、スマートフォンのOS、Mi Fitnessの権限、通知を出すアプリの仕様にも左右されます。購入前には次の条件を確認してください。
- 対応OS:日本向け公式スペックでは、Mi Fitnessを使い、Android 8.0以降とiOS 14以降に対応しています。端末のOSが古い場合は、対応状況を確認してから購入します。
- スマートフォンとの接続:着信通知はスマートフォンから送られるため、バンド単体で電話を受ける用途には使えません。
- アプリごとの差:通常の電話と、LINEなどのサードパーティーアプリの着信通知は対応範囲が異なります。
- アップデート:Mi Fitness、スマートフォンのOS、バンドのファームウェア更新後は、通知権限や接続状態を再確認します。
特に「着信通知」と「通話操作」は別機能です。商品ページやレビューで「通話」「電話対応」と書かれていても、着信を知らせる意味なのか、音声通話までできる意味なのかを仕様欄で確かめると誤解を防げます。
まとめ
Xiaomi Smart Band 10 Proは、本体から発信したり、着信に応答して会話したりする通話機能には対応していません。対応しているのは、スマートフォンにかかってきた電話の着信通知、振動、番号や名前の表示、着信拒否、クイック返信です。
設定では、Mi Fitnessの「通知と通話」から着信通知を有効にし、スマートフォン側の電話・連絡先・通知権限、Bluetooth接続、バックグラウンド動作を確認します。それでも届かない場合は、おやすみモードやバッテリー節約、アプリとファームウェアの更新状態を見直してください。
手首から会話することが目的なら、スピーカーとマイクを備えた別タイプのスマートウォッチが向いています。着信に気づければ十分で、通知や健康管理を中心に使いたいなら、Xiaomi Smart Band 10 Proの対応範囲に納得して選ぶとよいでしょう。
仕様や設定画面は更新される場合があるため、購入・設定前にはXiaomi公式サポートFAQと日本向け公式スペックも確認してください。



















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