Apple Watchで防水ロックをしないとどうなるのか?

Apple Watchは普段の暮らしだけでなく、フィットネスや健康管理のパートナーとしても人気のガジェットですね。

様々な運動・アクティビティーの記録を取ることができ、私も重宝しています。

ランニングやプールなどでApple Watchを使う際に気になるのが、防水性能。

Apple Watchは水に濡れても大丈夫なのでしょうか?

また、水中で使える機能はあるのでしょうか?

この記事では、Apple Watchの防水性能について紹介します。

特に、防水ロックという機能に注目して、その効果や使い方を解説。

アップルウォッチの防水ロックとは?

防水ロックは、水中でディスプレイのタッチが誤認されるのを防ぐために使う機能です。

防水ロックを有効にすると、ディスプレイ上に水滴マークの青いアイコンが表示されます。

水による誤操作を防ぐ機能のため、ロック中は画面での操作はできません。

Apple Watchは完全に防水というわけではありませんが、耐水性能があります。

Apple Watch Series 2以降のモデルでは、水深50mの耐水性能。

これは時計では5気圧防水と言われるレベルで、プールや海で泳ぐことも可能です。

ですが、水中に潜っての使用は公式でも推奨されておらず、ダイビングなどに使用することはできません。

上位モデルのApple Watch Ultraでは、水深100mの耐水性能を搭載。

水深40mまでの使用が可能です。

ダイビングなどに使用するのであれば、Apple Watch Ultraを使用しましょう。

そして、Apple Watchを装着して水中に入る場合は、必ず防水ロックを有効にすることをおすすめします。

それでは防水ロックについて詳しく見ていきましょう。

防水ロックをしないとどうなるか

前章で紹介したように、Apple WatchはSeries 2以降では水深50mの耐水性能があります。

しかし、それはあくまで機器本体が水に耐えられるということ。

ディスプレイやスピーカーが、水中でも同じように使えるわけではありません。

特に、ディスプレイは水中でのタッチ操作が正常に行えない可能性が高いです。

Apple Watchのディスプレイは静電容量式という仕組みのもの。

指や、対応したペン・手袋など導電性のものを使ってタッチすることで動作します。

しかし、水にも導電性があるため、水中ではディスプレイ上に水滴が付着するだけでタッチしたことになってしまいます。

意図しない操作や誤認を引き起こす原因ですね。

例えば、スイミング中にApple Watchを使って記録しているとき、水滴がディスプレイ上の一時停止ボタンや終了ボタンに触れてしまったらどうなるでしょうか?

計測が勝手に止まってしまったり、変なタイミングで計測が始まったりしてしまいますね。

また、水滴により誤動作が起きていると、画面上の通知やアラームなども消せません。

さらに、防水ロックをしない場合は、水がスピーカー部分に入り込んでしまう恐れもあります。

これは音質の低下や音量の減少を招く原因となります。

水が本体に入り込むと、将来定期には内部への腐食や故障のリスクも。

以上のように、防水ロックをしないとApple Watchの機能や性能が低下する危険性があります。

防水ロックの使い方

前章で紹介したように防水ロックは、Apple Watchのディスプレイの誤動作や、スピーカーを水濡れから守るための機能です。

防水ロックを有効にすると画面操作が一時的にロックされ、水滴がディスプレイに触れても、タッチしたことにならなくなります。

また、スピーカー部分にも水が入り込みにくくなります。

では、防水ロックはどうやって使うのでしょうか?

基本的には2つの方法があります。

ワークアウトアプリで「プールスイミング」を選択する方法

Apple Watchで泳ぐワークアウトを記録する場合は、ワークアウトアプリで「プールスイミング」を選択します。

すると、自動的に防水ロックが有効化されて画面操作がロックされます。

この場合は、ワークアウトを終了するまで防水ロックは解除されません。

コントロールセンターから手動で設定する方法

泳ぐ以外のシチュエーションでも、水中や濡れた状態でアップルウォッチを使用したい場合、

コントロールセンターから手動で防水ロックを設定することができます。

その方法は以下の通り。

  1. Apple Watchの文字盤を表示します。
  2. 画面の下部を長押ししてコントロールセンターに切り替えます。
  3. 防水ロックのボタンである、しずくマークを探してタップします。

これで防水ロックがオンになりました。

水から上がったら防水ロックを解除&スピーカーから排水をする必要があります。

排水するときは以下の手順です。

  1. 本体右上のDigital Crownを長押しします。(古いモデルは回します。)
  2. ディスプレイに「ロック解除」というメッセージが表示され、スピーカーから音が鳴ります。(水を出すため)

以上で、画面のロックが解除されます。

まとめ

この記事では、Apple Watchの防水ロック機能について紹介しました。

防水ロックをすることで、水中でディスプレイのタッチが誤認されるのを防ぐことができます。

水から上がったらDigital Crownを長押しして画面のロックを解除し、スピーカーから排水することが必要です。

Apple Watchは高い耐水性能を持っていますが、完全に防水ではありません。

モデルによっても防水性能が異なります。

Apple Watchを長く使うためには、正しい使い方とお手入れ方法を知っておくことが大切。

防水ロック機能を活用して、Apple Watchを水から守り、長く愛用していきましょう!

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