
今回は、世界最古と言われているスマートウォッチをご紹介していきたいと思います。
1980年頃に青春時代を謳歌していた方ならご存知のはず。
電卓機能を内蔵した腕時計、
CASIOのCA-50です。(紹介するのは復刻版モデルのCA-53W)
当時では最先端の攻めたデザインが人気を誇り、映画やドラマでも使用されました。
では、細かく見ていきましょう。
CA-53Wについて
早速ですが、CA-53Wの特徴はなんといってもその見た目ですね。
デジタル腕時計としての機能はしっかり備えつつ、表示部の大部分を占める12個のボタン。
腕時計に電卓を搭載するとは、誰が予想できたでしょうか。
独特の目を引くデザインは、当時のガジェット好きたちを魅了したことでしょう。
CA-53Wは、カシオの時計の中でも廉価なモデル、通称チープカシオ(チプカシ)に分類されます。
シンプルなデザインでファッションモデルに使用されることも多く、
↓の時計もチープカシオですね。
学校の時計みたいな文字盤がオシャレで、私も高校時代愛用していました。
CA-53Wも、当時から低価格で販売されていたので、世界中で大人気。
リアルタイムな昭和の世代は懐かしい、令和のレトロブームに生きる世代はデザインが新しいという、面白い構図になっています。
使用された映画やドラマ
目を引くデザインは、クリエイターの目にも止まります。
大人気映画、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」では、主人公のマーティマクフライがCA-50を着用しています。
映画の2作目では2015年にタイムスリップするという設定から、2015年にはドクからのメッセージビデオなど、色々と話題になりました。
当時の関係者も、まさか40年以上あとも同じ腕時計が新品で販売されているというのは予想していなかったのではないでしょうか。
ファンとしては嬉しい限りですね。
他にも、2014年の映画「キングスマン」では、悪役のヴァレンタインが着用しています。
ガジェットが好きそうな、IT業界で大成功した天才実業家という設定。
夢中になって目標に向かう少年のような、悪役ですが憎めないキャラクターが人気ですね。
悪役の繋がりでもう一つ。
映画バットマンの「ダークナイト」でも、ジョーカーが着用していました。
ドラマでは、2008年から5年間・5シーズンに渡って放送された「ブレイキング・バッド」。
その主人公であるウォルターホワイトが、CA-53Wをつけています。
まとめ
CASIOのベストセラーモデル、CA-53Wについて紹介してきました。
日本メーカーの製品が世界中で人気なのは、嬉しいですね。
映画やドラマの登場人物の気分になれる、CA-53W。
お手頃なうちに、一本いかがでしょうか。
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