
いつでもカエドキプログラムは、スマートフォンを残価設定型の24回払いで購入し、一定の条件で端末を返却すると、残価の支払いが不要になる仕組みです。月々の支払いを抑えやすい一方で、端末の返却や査定、利用料など確認したい条件があります。
この記事では、いつでもカエドキプログラムのメリット・デメリットを、返却する場合と使い続ける場合に分けて解説します。対象機種や料金は変更されるため、契約前は必ず最新の公式条件も確認してください。
いつでもカエドキプログラムとは?
いつでもカエドキプログラムは、ドコモの対象機種を「残価設定型24回払い」で購入し、購入した端末を返却することで特典を受けるプログラムです。1回目から23回目までは、端末価格からあらかじめ設定された残価を差し引いた金額を分割で支払い、24回目に残価を支払う設計になっています。
23か月目までに端末を返却し、未払いがないことや査定基準を満たすことなどの条件をクリアすると、24回目の残価の支払いが不要になります。端末を返却せずに使い続けることもできますが、その場合は残価を含めた支払いが必要です。
返却時期で特典が変わる
- 1〜22か月目:残価の支払いが不要になり、早期利用特典で返却後の分割支払金が割引される場合があります。
- 23か月目:条件を満たして返却すると、24回目の残価の支払いが不要になります。
- 24か月目以降:返却しない場合は残価が再分割されます。返却して条件を満たせば、申込みの翌月以降の再分割支払金が不要になる場合があります。
購入月の翌月を1か月目として数える点にも注意が必要です。「購入してから24か月後」ではなく、支払い回数と利用申込みのタイミングを契約画面で確認しましょう。
いつでもカエドキプログラムのメリット
残価を支払わずに買い替えやすい
23か月目までに対象端末を返却し、指定された条件を満たせば、24回目に設定された残価の支払いが不要になります。2年程度でスマートフォンを買い替える予定なら、端末を長期間所有する前提の分割払いと比べて、一定期間だけ使う費用を計画しやすい点がメリットです。
ただし、残価が無条件で免除されるわけではありません。端末の返却、査定、未払いがないこと、プログラム利用料の支払いなどが前提です。月々の金額だけを見て判断せず、返却時に必要な費用まで確認してください。
早めに返却できる
1〜22か月目に利用を申し込む場合は、機種によって早期利用特典が設定されています。返却の翌月から23回目までの分割支払金が、あらかじめ定められた金額だけ割引される仕組みです。
早期利用特典の金額や適用対象は機種によって異なります。早く返却すれば必ず大幅に安くなるとは限らないため、購入時の残価、早期利用特典、プログラム利用料をまとめて比較しましょう。
回線契約がなくても利用できる
公式案内では、ドコモの回線契約がなくても加入・利用できるとされています。回線を解約したあとでも、必要なアカウントを用意し、対象機種や返却条件を満たせば手続きを進められます。
ただし、分割払いの審査や会員条件などは別に確認が必要です。回線契約がない人は、契約画面と提供条件書で自分が対象かを確認してから申し込みましょう。
返却せず使い続ける選択肢もある
加入したからといって、必ず23か月目に端末を返却しなければならないわけではありません。端末を気に入っている場合は、そのまま使い続けることもできます。
23か月目までに返却しない場合は、24回目の残価をさらに24分割した再分割支払金が加わり、支払期間は合計47回に延長されます。返却しない自由がある代わりに、残価の支払いが消える制度ではないことを理解しておきましょう。
いつでもカエドキプログラムのデメリット
端末を手元に残したい人には向きにくい
残価の支払いを不要にする特典を使うには、購入した端末をドコモへ返却します。返却後も同じ端末を予備機として使いたい人や、家族に譲りたい人は、残価を含めて買い取る場合との違いを計算する必要があります。
「2年後に返却するつもり」で契約したものの、端末を手元に残したくなると、月々の支払額だけでは判断できません。返却するケースと返却しないケースの総額を、購入前にメモしておくと安心です。
利用料や故障時利用料がかかることがある
プログラムを利用する際は、対象機種ごとに定められたプログラム利用料がかかります。金額は機種、容量、加入時期、手続き内容などで変わるため、一律に「無料」「数千円」と考えないでください。
返却端末が査定基準を満たさず機能不良品と判定された場合は、故障時利用料が発生します。公式ページでは、補償サービスの加入状況によって料金が異なる案内があり、補償サービスに加入していない場合の負担が大きくなることもあります。
画面割れ、水濡れ、著しい破損、改造、動作不良などは査定に影響します。ケースやフィルムで保護し、返却前に端末の状態と補償の有無を確認しましょう。
返却期限を過ぎると違約金の可能性がある
郵送で返却する場合は、利用申込みの翌月末までに指定センターへ端末が到着する必要があります。申込み後に返却しなかったり、期限までに到着しなかったりすると、特典で支払い不要になる金額と同額の違約金が発生する場合があります。
返却キットの受け取りや配送日数も考慮し、期限直前に手続きを始めないことが重要です。店頭返却と郵送返却で手順が異なるため、申込み時に方法と期限を確認してください。
対象機種や特典額が変わる
対象機種、残価、早期利用特典、プログラム利用料は、機種や容量、購入時期などによって異なります。過去の機種や他社の端末価格を基準にしても、現在の負担額とは一致しません。
契約前に、購入予定機種の「24回目の分割支払金(残価)」と、返却時にかかる利用料を確認しましょう。価格比較サイトの月額表示だけでは、返却時の費用や査定条件まで分からないことがあります。
向いている人・向いていない人
向いている人
- 1〜2年程度のサイクルでスマートフォンを買い替えたい人
- 購入した端末をケースやフィルムで保護し、良好な状態で返却できる人
- 2年後に端末を所有し続ける必要がない人
- 残価、利用料、返却条件を確認したうえで手続きできる人
向いていない人
- 同じ端末を3年以上使う予定の人
- 端末を家族に譲る、売却する、予備機として残す予定の人
- 画面割れや水濡れなど、査定基準に不安がある人
- 返却期限やデータ移行の手続きを負担に感じる人
迷ったときは、「返却して残価が不要になるケース」と「返却せずに残価を支払うケース」を並べて、使う期間と総支払額を比べるのが基本です。
契約前に確認したい項目
| 確認項目 | 見るポイント |
|---|---|
| 対象機種 | 購入予定の機種・容量が対象か |
| 返却時期 | 購入月の翌月を1か月目として、いつ利用申込みをするか |
| 残価 | 24回目にいくら支払う設定か |
| 利用料 | 返却時に必要なプログラム利用料はいくらか |
| 査定条件 | 画面割れ、故障、水濡れ、改造、未払いなどの扱い |
| 返却方法 | 店頭か郵送か、郵送期限と送付キットの受け取り方法 |
| 返却しない場合 | 残価の再分割後に支払う金額と期間 |
特に重要なのは、月々の支払額ではなく「自分が使う期間の総額」です。返却する場合は1〜23回目の支払いと利用料を、返却しない場合は残価を含む支払総額を確認します。補償サービスを付ける場合は、その月額料金も含めて比較してください。
いつでもカエドキプログラムの利用の流れ
- 購入前に確認する:公式ページで対象機種、残価、早期利用特典、利用料、返却条件を確認します。
- 対象機種を購入して加入する:残価設定型24回払いを選び、必要な会員条件と分割審査を確認します。
- 返却時期を決める:1〜22か月目、23か月目、24か月目以降で支払いが変わるため、買い替え時期を決めます。
- バックアップと初期化を行う:返却前に写真や連絡先などをバックアップし、アカウントの確認と端末のデータ消去を行います。
- 利用申込みと返却を行う:店頭または案内された郵送方法で申し込み、期限内に端末を返却します。
- 査定結果と請求を確認する:査定後の利用料、故障時利用料、支払い不要額を確認します。
データ移行や初期化は、返却後にやり直せません。必要なデータが新しい端末で確認できること、端末に個人情報が残っていないことを確認してから返却してください。
「いつでもカエドキプログラム+」との違い
「いつでもカエドキプログラム+」は、通常のいつでもカエドキプログラムとは利用条件や対象機種が異なる別の特典です。対象機種では、smartあんしん補償への加入や継続、早期利用料などが関係します。
名前が似ていますが、通常プログラムの残価免除と同じ条件ではありません。プラス対象機種を購入する場合は、早期利用料、補償の月額料金、故障時利用料を含めて公式の提供条件書を確認しましょう。
まとめ:買い替え時期と返却条件を決めてから選ぼう
いつでもカエドキプログラムの大きなメリットは、23か月目までに条件を満たして端末を返却すれば、24回目の残価の支払いが不要になることです。早期返却の特典や、回線契約がなくても利用できる点も、買い替えを前提にする人には便利です。
一方で、端末を返却しない場合は残価の支払いが必要になり、利用料、故障時利用料、返却期限、査定条件もあります。契約前に「何か月使うか」「返却できる状態を保てるか」「手元に残す場合はいくらか」を確認し、月額ではなく総額で判断しましょう。
最新の対象機種、残価、利用料、返却条件は変更される可能性があります。購入前はNTTドコモ公式のいつでもカエドキプログラム案内と契約画面を確認してください。



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