

A5サイズの本がピッタリ入る本棚が欲しい!
でも、安く買えるのは文庫本や普通のコミックが入るサイズ。。
A5サイズのコミックや同人誌、技術書やビジネス書にぴったりの本棚はないかなぁ・・。
と、お困りのあなたへ。
A5サイズの本棚は、なかなか良いものが見つからないんですよね。
私も、仕事や趣味で本をよく買いますが、A5判の本が多いです。
漫画がぴったり入る本棚には入れることができないし、大きい本棚は置けるスペースもない。。
ということで今回は、A5サイズの本が入る本棚を、安く手に入れる方法をいくつかご紹介していきたいと思います!
先に結論だけお伝えします。
A5判の本棚として、おすすめなのは、
アイリスオーヤマのモジュールボックスという製品!
カラーボックスのような見た目ですが、サイズが一回り小さいんです。
そのため、一段の高さが、ちょうどA5サイズの本がピッタリ入る高さ!
しかもカラーボックスと変わらない値段。
本棚を買うよりもコスパが高いのも嬉しいポイントですね。
それでは、これを選んだ経緯をご説明していきます!
A5判サイズの本について(漫画・学術書・ビジネス書など)
最初に少しだけA5サイズの本について確認して置きましょう。
下の画像のように、文庫本は高さが約15cm、一般的なコミック本は高さが約18cm。

そして、今回の対象になるA5サイズは、高さが21cmあります。
つまり、文庫本や漫画といった一般的な本よりも少し大きいですね。
A5サイズの本には、技術書やビジネス書、大きめの漫画本、同人誌などがあります。
同人誌向けには専用の本棚も作られていたようなので、A5サイズの本が入る本棚を探している人は意外と多いはず。
A5判の本棚が少ないのは理由がある
量販店やネットで安く手に入る、以下のような本棚がありますね。
文庫本や漫画を入れるにはちょうどいい本棚ですね。
上記のような本棚は、全体の高さが約89cmになっています。
4段あるので、板の厚みを引くと、一段あたりの高さは20.6〜7cmくらい。
お気づきかもしれませんが、なんとA5サイズの本(高さ21cm)はギリギリ入りません。。
実は、高さがこのサイズなのは理由があります。
本棚を作るときは、1枚の大きな板から全てのパーツを切り出しています。
その時使われている大きな板は、大量生産されていて安く用意できるサブロク板というもの。
だいたい畳くらいの大きさです。
このサブロク板からできるだけ大きな本棚を作ろうとすると、
高さが約89cmでギリギリA5サイズが入らない本棚になってしまう、というワケなんです。
収納用の棚として人気のあるカラーボックスもサブロク板から切り出しているので、とても安く販売することが出来るんです。
だからどこのメーカーのカラーボックスでも、ほぼ同じ大きさですよね。
A5サイズの本棚に求める条件「安い・コンパクト・薄い」
では実際の本棚の話に入りましょう。
A5サイズの本棚を探すといっても、条件がいくつかあります。
人それぞれ重視する項目は違いますが、私がA5サイズの本棚を探す際に考慮していた条件を見ていきます。
「安い」こと。
極論ですが、予算が潤沢にあるのであれば、オーダーメイドで作ってもらうのが一番ですね。
もしかしたら安く作れるかもしれないと探してみましたが、最低でも数万円はかかりそうでした。。
通常の漫画や文庫本向けのコンパクトな本棚(4段)であれば、3000円程度で買えます。
なので、1万円以上かかるのは避けたいと思っていました。
(ちなみに私が本棚を探していたのは引っ越しでお金がかかるタイミングだったので、できるだけ安く入手することを最優先で考えていました。)
「高さが低い」こと。
もう一つの条件は、高さが低く、コンパクトであること。
天井に届くほどの大きな本棚も憧れますが、本棚以外にも家具はあります。
大きな本棚は値段が高いこともありますが、あまり大きくないものを探しました。
足りなければあとから増やすこともできますね。
「薄い」こと。
現在は奥行が20cm前後の薄型の本棚が流行っているようです。
確かに本と同じくらいの厚さであれば、圧迫感もあまり感じませんね。
ただし、本棚自体が薄いとデメリットとなるのが、倒れやすくなること。
天井に届くくらいの大きな本棚であれば、倒れにくく固定できる突っ張り棒のような器具も売っています。
でもコンパクトで薄いタイプだと、説明書には壁にネジで止めるように書いてあることも。。
(賃貸だと難しいので、本棚の薄さを追求するのは優先度が低めです。)
この3つの条件を念頭に置いて、本棚を探してみました。
山善『本棚 文庫本収納ラック CMCR-9060(DBR)』
まず1つ目に紹介するのは、山善の文庫本収納ラック。
通常の4段タイプではあるものの、棚板を動かすことでA5サイズも収納できる本棚です。
ですが注意点が一つあります。
それは、3つある棚板のうち真ん中の板は動かせないこと。
この本棚を見つけたときは、
「1段減らして3段にすればA5判の本がピッタリ入る!」
と思っていました。
しかし真ん中の板が動かないため、4段というのは変えられません。
板を動かしてA5サイズが入る2段をつくると、残りの2段はぎりぎり文庫本が入る高さ。
文庫本を置く場合なら良い選択肢かもしれません。
アイリスオーヤマ『スペースユニット UB-9025』
次に考えたのがアイリスオーヤマのスペースユニット。
なにかいい方法は無いものかと検索していたところ、同様の悩みを持っている方がいらっしゃいました。
その方は、幅が22cmの本棚を横向きにして使うという方法を取っていました。
画像を見ると確かに良い感じにA5サイズの本が収まっています。

見た目はスッキリしていて良さそうですね。
ただ、気になる点がいくつかありました。
横に少し長い
横にして使うことを考え、幅が22cmくらいの本棚を探してみました。
結果、一番低いものでも高さが90cmありました。
つまり、横にしたときの幅が90cm。
本棚としては少し幅が大きいですね。
設置するスペースに余裕があり、本を沢山置きたい場合はちょうど良いかもしれません。
私の場合は、90cmのスペースはありませんでした。。(置けるスペースは最大60cm程度)
強度が心配
横にした状態で本を置くことで、長い板に大きな負荷がかかります。
つまり、板が歪みやすくなりますね。
カラーボックスのように奥行きがあるわけではないので、歪んでしまうのは仕方ありません。
真ん中に棚板を入れれば、強度が上がります。
ですがアイリスオーヤマのスペースユニットの棚板は、好きな高さに設置できる可動式です。
板を乗せたいところに金具をつけて、棚板を金具の上に乗せるタイプ。
横にして使おうとしたら、棚板は外れてしまいますね。
また、3つほど本棚を重ねているため、滑らないように固定する必要があります。
耐震ゲルなどでは倒れてしまうので、金具などで固定しなければなりません。
上記のように問題点はいくつかありますが、対策はできそうですね。
すっきりしていて見た目も良いので、本が大量にある場合はアイリスオーヤマのスペースユニットもおすすめです!
アイリスオーヤマ 『モジュールボックス MDB-3K』
最終的に私が選んだのは、アイリスオーヤマのモジュールボックス!
見た目は普通のカラーボックス。
でも少し違います。
アイリスオーヤマのモジュールボックスは普通のカラーボックスより一回り小さいんです。
普通のカラーボックスは高さが89cmなのに対し、モジュールボックスは高さが73cm。
そして、一段の高さは22.6cmです。
つまり高さが21cmのA5サイズの本がぴったり入ります!
普通のカラーボックスだと、A5サイズの本を入れるには大きすぎますね。
ですが、モジュールボックスなら3段にスッキリとA5判の本を収めることが可能!
モジュールボックスについて補足
結局私は、モジュールボックスを購入しました。
安さと拡張性というメリットが大きかったです。
モジュールボックスは、今回紹介した本棚のなかで最安です。
やっぱりお財布に優しいというのは嬉しいですね。
そして、もう一つのメリットが拡張性。
モジュールボックスには、テレビ台のようなモデルもあります。
色々なインテリアや家具ともうまく組み合わせて使用することができますね。
さらに、モジュールボックスには2段や6段のモデルもあります!
2段のものは、私も小さな机として使っていました。
ちょうどいいサイズの専用カゴや、ボックスの目隠しとなる扉の板も売っています。
好きな組み合わせで、さらに拡張させることができますね。
奥行はありますが、普通のカラーボックスと比べると結構小さいです。
思ったより圧迫感はありませんでした。
安く手に入るA5判の本棚を探しているのであれば、モジュールボックス、おすすめですよ!
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