
アップルウォッチは基本的に、iPhoneとWifiやBluetoothで接続して使用します。
iPhoneと連携することで、多くの機能を利用できるようになるので便利ですね。
ですが、iPhoneが近くにない場合や、電源が切れている場合はどうなるのでしょうか?
アップルウォッチはWi-Fi接続なしでは使えないのでしょうか?
実は、アップルウォッチは直接Wi-Fiに接続したり、モバイルデータ通信にも対応しています。
つまり、iPhoneがなくても一部の機能を使うことが可能。
例えば、天気や株価情報の確認、Apple MusicやPodcastのストリーミング再生、電話やメールなどのアプリ。
ただし、Wi-Fiやモバイルデータ通信に接続するためには、事前に設定や条件を満たす必要があります。
この記事では、
- アップルウォッチをiPhone本体に接続している時
- 直接Wi-Fiに接続している時
- モバイルデータ通信でインターネットに接続している時
のそれぞれの場合について詳しく見ていきます。
アップルウォッチを、iPhoneから離れた場所でも快適に使うことは可能ですよ!
ぜひ参考にしてみてください。
アップルウォッチをiPhone本体に接続している時
アップルウォッチはiPhoneとペアリングすることで、様々な機能を手首で操作できる便利なデバイス。
通知やメッセージの確認だけでなく、電話やFaceTimeオーディオの発着信、Apple PayやWalletの利用なども可能。
iPhoneから音楽やポッドキャストを再生したり、カメラのシャッターをリモート操作したりすることもできますね。
アップルウォッチをiPhoneにペアリングする方法を確認しておきます。
- Apple Watch AppをインストールしたiPhoneとApple Watchを近づけます。
- iPhoneにアップルウォッチを設定する旨と「続ける」ボタンが表示されるのでタップします。
- iPhoneのカメラでApple Watchの画面に表示されるアニメーションを読み取ります。
これでペアリングが完了します。
とても簡単ですね。
新しいiPhoneに乗り換えた場合は、古いiPhoneからApple Watchを解除してから新しいiPhoneとペアリングしましょう。
iPhoneのデータをiCloudバックアップから復元することで、アップルウォッチのデータや設定も引き継ぐことができますよ。
古いアップルウォッチから新しいアップルウォッチに乗り換える場合は、ペアリングしようとすると設定を移行するメニューが表示されるので、画面の指示に従いましょう。
Apple WatchがiPhoneに接続されているかどうかは、文字盤やコントロールセンターで確認できます。
赤いXマークや赤いiPhoneマークが表示されている場合は接続が切れています。
その場合はBluetoothやWi-Fiの設定を確認したり、デバイス同士の距離を近づけたりしてみてください。
iPhoneを使わず直接Wi-Fiに接続している時
アップルウォッチは、iPhoneが近くにない場合でも、直接Wi-Fiネットワークに接続することができます。
iPhoneと接続しなくても、様々な機能を利用できますよ。
例えば、メールやメッセージの送受信、Siriの呼び出し、音楽やポッドキャストの再生などが可能。
では、アップルウォッチをiPhoneを使わずに直接Wi-Fiに接続する方法はどうすればいいのでしょうか?
こちらも簡単です。
iPhoneが以前に接続したことのあるWi-Fiネットワークであれば、Apple Watchは自動的にそのネットワークに接続されます。
また、iPhoneがBluetooth接続されている状態でもWi-Fiの設定をすることができます。
「設定」→「Wi-Fi」をタップして、接続したいネットワークの名前を選択するだけ。
(ちなみにApple Watch Series 6以降なら、2.4 GHzだけでなく5 GHzのWi-Fiネットワークにも接続可能です。)
アップルウォッチを直接Wi-Fiに接続することで、iPhoneから離れてもそれなりに快適に使えるようになります。
ぜひ試してみてください。
(ただし、ログインやサブスクリプションが必要な状況ではApple Watchだけで接続することはできないので注意。)
モバイルデータ通信でインターネットに接続している時
アップルウォッチにはセルラーモデルというモデルがあります。
セルラーモデルを使用すれば、アップルウォッチだけでモバイルデータ通信(携帯回線に接続)が可能です。
iPhoneが近くにない場合でも、モバイルデータ通信でインターネットに接続することで様々な機能を利用できるようになりますよ。
例えば、電話やビデオ通話の発着信、地図やナビの表示などが、アップルウォッチだけで可能です。
では、アップルウォッチをモバイルデータ通信でインターネットに接続するにはどうすればいいのでしょうか?
条件としては以下の4つ。
- Apple WatchがSeries 4以降のGPS+Cellularモデルであること
- iPhone 6以降であること
- iPhoneの回線契約がドコモ、ahamo、au、ソフトバンク、楽天モバイルのどれか
- スマホ回線のオプションの、セルラー契約をしていること
格安SIMでは使えませんのでご注意を。
セルラー契約は、400円~500円のオプション。
スマホとアップルウォッチの間で、電話番号と通信量を共有するようなサービスです。
アップルウォッチをモバイルデータ通信でインターネットに接続することで、iPhoneから離れても自由に使えるようになります。
ぜひ試してみてください。
まとめ
アップルウォッチはWi-Fiなしでも十分に使用可能です。
iPhone本体に接続している時に比べて利用できる機能が限られますが、セルラーモデルならアップルウォッチだけ持って外出できてしまうほど。
アップルウォッチの魅力はたくさんありますね。
Suicaや電子マネーとしても使えるので、近場へ出かけるときは財布も持たなくなりました。
iPhoneよりも手軽に操作できるので、予定やタスクの管理もしやすくなります。
また、アップルウォッチは健康管理の強い味方。
歩数や消費カロリーはもちろん、心拍数や血中酸素濃度なども測定できます。
睡眠時間やストレスレベルも把握できるので、自分の体調や生活習慣を見直すきっかけににもなっています。
そして、なんといってもアップルウォッチはクールでシンプルなデザイン性の高さが魅力です。
バンドや保護ケースといったアクセサリ類も充実しているので、自分だけのお気に入りのスマートウォッチにカスタマイズ!
文字盤も多彩なデザインから選べるので、コーディネートに合わせて変えています。
アップルウォッチは便利さや楽しさを提供してくれる優れたデバイスですね。
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