飲み物の炭酸が抜けない方法!逆さ置きは意味なし!抜ける理由と対策をご紹介します。



あなたは、炭酸がなぜ抜けてしまうのかご存知ですか?

  • 開封したキャップの隙間から炭酸が抜けるから、逆さまにしておけば抜けない
  • ペットボトル中の空気に溶け出すから、空気を抜くように潰しておけば炭酸が抜けない



実はこれらは間違いなんです。

なぜなのか簡単にご説明したいと思います。

また、炭酸が抜けない方法も最後にご紹介しますよ!

炭酸が抜ける理由

なぜペットボトル飲料の炭酸は抜けてしまうのか。

実は中学の頃に習った、二酸化炭素の性質を考えるとよくわかります。

炭酸飲料は、ジュースなどの液体二酸化炭素を無理やり溶かして作っています。

そのため、炭酸が抜けてしまうのは無理やり溶かした二酸化炭素が出てきてしまうからですね。

でも、ペットボトルの蓋をしっかり閉めても炭酸が抜けてしまうのはなぜでしょうか?

それは、ペットボトル内の空気中に、ジュースの中の二酸化炭素が放出されてしまうから

つまり、蓋の隙間から炭酸が抜けているわけでは無いので、逆さまにして置いておいても意味が無いんですね。

また、ペットボトルを潰した状態にして保存すれば良いと言っている人もいますね。

しかし時間が経つとジュース中の二酸化炭素が出てきてしまい、徐々に潰した分が膨らんできてしまうので効果はありません。

炭酸が抜けないようにする対策方法

ではどのように対策をすれば良いのでしょうか。

2つ考えてみました。

保存時に、二酸化炭素を充填する

1つ目の方法は、飲み物の中の二酸化炭素が放出されないようにする方法です。

二酸化炭素は、キャップから漏れ出しているわけではなく、ペットボトル中の空気に放出されていることは先ほど説明しました。

ではどうすれば放出されなくなるのか?

それは簡単です。

ペットボトルの空気の部分に二酸化炭素が溶け出さないようにすれば良いんです。

つまり、キャップを閉めた状態で二酸化炭素を充填すればいいということですね。

・・・もちろん、この方法は実用的ではありませんね。

次の方法に行きましょう。

空気が入らないように詰め替える

こちらの方法はまだ実用性があります。

ペットボトル内の空気に炭酸ガスが放出されてしまうのであれば、そもそも空気が入らない容器に入れればいいというわけです。

例えば、1.5Lのペットボトルのジュースを買ってきたら、500mLのペットボトルに詰め替える。

そうすることで、二酸化炭素が抜けるのを遅らせることができます。

炭酸が抜ける前に消費する

もう一つの方法がこちら。

一番簡単な方法は、炭酸が抜ける前に飲みきってしまうことです。

僕のように、1.5Lを飲み切るのに3日かかってしまう場合。

その場合は、すぐに飲み切れる500mLのサイズを買うようにすれば良いですね。

もちろんコストはかかりますが、少しお金を出して美味しく飲めるならありだと思います。

最後に

僕自身はコスパばかり考えてしまい、どうしても1.5Lの方ばかり購入してしまいますね・・・。

余談ですが業務スーパーに売っている炭酸水は、500mLで40円以下なのでおすすめですよ!

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